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「ラクさや給与は”本当に大事なもの”ではない」23歳未経験で見つけた仕事の価値

#パイセンのシゴト
増田 貴一さん
増田 貴一さん

1992年生まれ、東京都江東区出身。地元の工業高校を卒業後、ビルメンテナンスを経てベンチャー企業の営業に転身。

社会人1年目。はじめての仕事選びを「ラクそうだから」と考える人も多いのではないでしょうか?

○○ハラスメントが連日ニュースで流れるなど、仕事に対するネガティブなイメージも先行する昨今。

今回は自身もそんな体験をしながら、現在は営業職のリーダーとして活躍する増田パイセンに「仕事で本当に大事だったもの」をお聞きしました。

はじめての就職先は「ラクそうだから」で決めた

はじめての就職先は「ラクそうだから」で決めた

小林
増田さんは高校卒業後はすぐに就職したんですか?
増田
高校卒業後ビルメンテナンスに就職したんだけど、
当初は夢もなにもなく、とりあえずラクそうな仕事を選んだ感じかな。

先輩に一番ラクな仕事だって言われてたからね。
小林
高校時代、バイト経験はありましたか?
増田
バイト経験は1回もないよ。1度だけ表参道で派遣のバイトをしたけど、2時間でクビになって(笑)
小林
(一体何があったんだろう……)

長時間残業、5年間昇給なし、先輩の肩パン

長時間残業、5年間昇給なし、先輩の肩パン

小林
実際に働き始めてからはどうでしたか?
増田
そこでは5年間働いたんだけど、基本給の昇給が1度もなかったんだよね。月に80時間〜100時間は残業があって拘束時間も長い。

ただ安月給だから大学生でバイトしている人と給料は変わらなかったね。正直、仕事だけで見たら就職から5年間人生を浪費していたと思う。
小林
よくある残業代で稼ぐような職場で。
増田
そうそう。でも無駄に自分のプライドだけは高かったから、見栄をはってよく友達に飯を奢ってたな。「俺結構稼いでるからさ」って。ただ車も持っていたし、彼女と同棲もしていたからとにかく収支が出費に追いつかなくて、貯金なんて全くできなかった。
増田
ただ、給料以上に辛かったのは人間関係。みんな同じ労働条件で働いているから、ストレスが溜まるんだろうね。普通に仕事をしているだけで急に肩パンが飛んできたり、仕事をすベて任されて先輩はタバコ吸いながらYouTubeを見てたりね。
小林
”肩パン”と言う単語を久しぶりに聞きました。

インフルエンザを機に職場で”無視”されるようになる

インフルエンザを機に職場で”無視”されるようになる

増田
転職を考えようと思ったきっかけは、インフルエンザにかかったことなんだよ。
小林
と言うと?
増田
ある日B型インフルエンザにかかって急遽会社を休むことになって。完治して出社したものの、間髪入れずにA型インフルエンザも発症してしまって。
増田
それで病院の診断書を持って会社に行ったら、誰も口を聞いてくれない。いわゆる”無視”だね。それまでは先輩からキツいイジリを受けても「これが社会人だから仕方ない」と自分に言い聞かせていたけど、流石に我慢の限界で。
小林
それは辛い……。
増田
彼女もそこまで給料が良いわけじゃなくラクをさせたかったし、人間として成長したいって思いもあった。そこから転職エージェントも勿論登録して、色んな企業を見たよ。悪い先輩からも声をかけられて、無理やりマルチ商法をやらされそうになったりとかもね(笑)
増田
そんな転職活動中に、たまたま中学の同級生と再会してね。酒を飲みながら話を聞いていると「ウチの会社来ちゃう?」と言われて、運命を感じて「行きたい」と。ものの1時間で再就職が決まったんだよ。
増田
元々働いていたビルメンテナンスは大手企業で、今の会社はベンチャー企業の営業だけど、人数が少ないからこそ上司が新人にまで目が行き届いていることも良くてね。

23歳、未経験で営業職に飛び込む。仕事で見つけた「本当に大事なもの」

23歳、未経験で営業職に飛び込む。仕事で見つけた「本当に大事なもの」

小林
今の会社は未経験から?
増田
そうだね。すべてが初めてやる仕事ばかりで、右も左もわからない。パソコンなんて人差し指でしか打てないし、営業メールを作るのも一苦労。それに営業自体もしたことがなくて。数字を追い続ける仕事だから、くじけてナーバスになったことも数えきれないよ。
増田
それでも一緒に働く仲間の存在が大きかった。
自分事のように真剣に話聞いてくれるし、アドバイスもくれる。ダメなところは上も下も関係なしに指摘してくれるからね。
小林
人に恵まれた職場だったんですね。
増田
本当にそうだよ!生活面で安心できることも大切だけど、人間関係が何よりも大事。それに同じ夢や目標を目指せる仲間がいたり、困難なことも乗り越えられる仲間がいるのは本当に心強いよ。

若さは最大の武器。できるチャレンジは”今”しよう

若さは最大の武器。できるチャレンジは”今”しよう

小林
増田さんは今、役職もついてイキイキと働いていますよね。最後にこのインタビューを見ている20代のフリーターの方へメッセージがあればお願いします。
増田
ぶっちゃけフリーターをやっていることで、この先自分が理想とする生活を送れるのであれば働き方を否定はしないよ。
増田
ただね。若さは最大の武器。体のコンディションもそうだし、新しいことにチャレンジもしやすい。歳を重ねるごとに、家族ができたり守るべきものも増える。転職も徐々にしづらくなるし、1日過ぎるごとに人生が固定化されていくと言ってもいい。
増田
俺は学歴もないし、学力もない。最初は面倒だから転職なんてしたくなかったし、1日1日を無駄にする日々でもいいかなと感じていたよ。

本当に危なかった。歳を追うごとに、周りの友達はどんどん成長して昇格もしていく。俺も今の会社に入らなかったら、目標を持ったり、結婚したいと思えるようなこともなかったと思う。

夢や目標を持つことは恥ずかしいことじゃない。そう思えてから、俺は1日を大切にできるようになったかな。自分の信念を持って、曲げるな!ってことかな。

「夢や目標を持つことは恥ずかしいことじゃない」増田さんの瞳に宿る強い意志に心を打たれました。

自分の人生は自分で決める。しかし、自分の人生は他人の影響によって決まると言っても良いでしょう。

これからの自分の働き方を考えるきっかけになれば嬉しいです。

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