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第二新卒は就職できないって本当?就職しやすくなる方法を徹底解説!

第二新卒 就職できない #就職/転職の悩み

最近になり、大卒の新入社員の離職率が高くなってきています。

すぐに辞めた場合、新しい会社を探すこととなるのですが、その場合、新卒ではなく第二新卒となります。

第二新卒の場合、1度すぐに会社を辞めているため、企業からのイメージが悪く就職が新卒に比べ、難しいです。

そのため、第二新卒で再就職がなかなかできない人は多くいます。

今回の解説のポイント
  • ポイント1:第二新卒でも就職しやすくする方法
  • ポイント2:就職活動をするうえでの注意点
  • ポイント3:就職したい会社が見つからない場合の対処方法

今回はこの3つについて詳しく解説していきます。

『第二新卒の就職活動の進め方がわからない…』

『何度も採用試験に落ちてしまっている…』

このような悩みを持つ第二新卒の方は、参考にしてみてください。

第二新卒とは

第二新卒とは、学校を卒業して一度就職をしたものの数年で離職し、転職活動をする若い求職者のことです。

厚生労働省の発表によると、大学新卒者の離職率を調査した結果、平成28年度で約30%が3年以内に辞めていることが分かっています。

第二新卒は、新卒と同じようなイメージを持つ人がいるのですが、いくつかの特徴があります。

  • 一度就職しているので、一定のビジネススキルを備えている一方で、独自のやり方を確立しきっていない
  •  

  • 数年で離職しているので、採用してもすぐにまたやめるのでは、というイメージを企業側に持たれている

このような特徴があり、就職しにくいイメージがあります。

ですが、就職活動のポイントを意識することで、就職できる可能性は十分にあります。

一つ目の会社をすぐに辞めちゃったし、今後どうやって就職活動していったらいいんだろう…

マイナスのイメージが多いから、自分に自信がなかなか持てないよね…

第二新卒でも就職しやすくする方法

新卒と第二新卒では、イメージや特徴が全く違うことを説明してきました。

次に、第二新卒でも就職しやすくなる方法を詳しく紹介していきます。

第二新卒の価値を理解する

第二新卒の悪いイメージとして、採用してもすぐにまた辞めるというものがあります。

その一方で、第二新卒を採用するメリットもあります。

  • 社会人経験があるため、ビジネスに関するマナーなど、基礎的な研修の必要がない
  • 一つに会社に染まり切っていないので柔軟性があり、企業風土になじみやすい

面接の際には、このような特徴をふまえて自己アピールをするようにしましょう。

「若くて元気」「意欲がある」というようなアピールをする人がいるのですが、年齢で有利な新卒に負けてしまいます。

また、面接の際には、一つ目の会社で何を学んだのか、今後何に挑戦したいのかなど未来へのビジョンを説明することが重要です。

高望みしない

第二新卒が前職を辞めた理由として、人間関係や、想像していた仕事内容との相違、待遇への不満などがあります。

人間関係や仕事内容の相違の場合、具体的な問題点を理解した上で、次の会社を見つけると解決することができます。

一方で、

給料が低いなど、待遇面に不満があり退社した場合、新しい会社に対し高望みをしないことが大切です。

第二新卒の場合、一つ目の会社での経験がとても浅いので、即戦力として活躍するのは難しいからです。

どうしても、待遇がいい会社に就職したい場合は、今で考えるのではなく、将来的にキャリアアップができそうな会社を選ぶようにしましょう。

また、高収入や安定を理由に大企業に絞って探す人がいますが、将来もずっと安定するとは限りません。

中小企業も含め、自分がキャリアアップできそうな会社を選ぶようにしましょう。

キャリアプランを明確にする

新卒で就職後、すぐに辞めてしまう人の特徴として、キャリアプランが明確ではないということがあります。

「なんとなく大企業に就職したい」「年収が良い会社に入社したい」「楽そうな会社がいい」というような感じです。

このように、考えが明確でないまま再就職しても、同じ失敗を繰り返すだけです。

  • なぜ前の会社を辞めたのか
  • 次の会社では入社して何をしたいのか
  • 将来どうなりたいのか

上記の項目に対し、具体的なキャリアプランを決めておかないと、入社がゴールとなってしまい、また転職を繰り返してしまいます。

まずは将来の目標を決めて、達成するための経験をできる会社などで探すと、失敗を防ぎやすくなります。

面接で自分をしっかりとアピールする

第二新卒は、一度すぐに会社を退社しているため、採用してもすぐに辞めるのではというイメージがあります。

そのため、マイナスなイメージを軽減できるかがとても重要です。

面接では今後のキャリアプランや、転職してまずは何をやりたいのか、しっかりアピールするようにしましょう。

マイナビが『第二新卒を採用する際に、企業側が何をチェックしているのか』について調査した結果、以下のような項目となりました。

  • 入社意欲の高さ
  • 一緒に働ける人材か
  • 会社に合う人材であるか

上記の項目に触れて、新卒と比べ、自分を採用するとどのようなメリットがあるのか、経験を踏まえてアピールするようにしましょう。

自信を持つ

ネガティブな理由で会社を辞めた場合、意欲がない、自信がないという人が多くいます。

どれだけ面接でアピールしても、意欲がないことは面接官に伝わります。

入社後にどんな仕事をして、将来キャリアアップした理想の自分を想像して、モチベーションを上げるようにしましょう。

会社を退社することに対して、マイナスなイメージを持つ人は多くいます。

ですが、自分の考えを行動に移せない人、考えに芯がない人は退職できません。

自分の行動をマイナスに感じず、ポジティブに考え、自信を持つことが大切です。

第二新卒は就職するうえで、不利でしかないと思ってた!

新卒との違いを明確にアピールできればチャンスがあるね!
自信をもって就職活動しよう!

就職活動中の注意点

第二新卒が就職活動を行う際に注意しなければならないことがあります。

意識するだけで失敗を防ぐことが可能です。

焦って会社を決めない

早く就職したい気持ちが強く、焦って就職活動をしてしまう人が多くいます。

急いで就職活動を行うと、1社目と同じ原因で、転職をくりかえしてしまう可能性があるので注意が必要です。

転職を繰り返すほど就職できる可能性が下がってしまいます。

また、焦って次の会社でやりたいこと、将来のビジョンを決めても、考えが浅く、面接官には伝わってしまいます。

一つ目の、会社選びに失敗した原因をしっかりと理解したうえで、落ち着いて就職活動を行うようにしましょう。

職務経歴書は自分をアピールする上でとても大切

一度就職している場合、そこでの経験が、新卒との違いをアピールする一番重要なポイントとなります。

職務経歴書を作成する場合、各項目は結論だけを記入するのではなく、経験を通じて得た自分強みを記載しましょう。

どの会社に勤務していたのかだけではなく、具体的な仕事の内容や、スキルを身に付けたのかを記入します。

また、資格取得のために取り組んでいる場合は、取得していなくても、「○○の取得に向けて勉強中」と記入できます。

何人もの採用試験を行う面接官は、職務経歴書を最後まで読まないことがあります。

そのため、最初に記入する概要は、興味を持ってもらうように工夫しましょう。

退職理由はポジティブなものにする

第二新卒で面接を受ける場合、前の会社の退職理由を聞かれることがよくあります。

質問の回答として『給料がやすいから』『上司が悪い』『仕事が大変だった』などネガティブな理由は避けましょう。

待遇や人間関係など、そのような内容の退職理由を話すと、すぐにやめると思われる可能性があります。

次の会社での、キャリアプランや働く目的に合わせた理由にするようにしましょう。

例として『AI技術者になりたかったが、前の会社では深く学ぶことができなかったので、御社でしっかりとスキルを身に付け活躍したい』

このような感じで、前向きな理由を答えるようにします。

経済的なことを理由にするのは問題ありませんが、その際に前の会社を否定しないように気を付けましょう。

就職したい会社が見つからない場合の対処方法

就職活動をしていて、なかなか自分の理想の会社が見つからない場合があります。

そのような場合、どうしたらいいのか、具体的な対処方法を紹介します。

転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、就職に関して知識があるスタッフと、希望条件などについて詳しく話し合います。

その後、条件にあった会社を、担当のスタッフが見つけて紹介してくれる人材紹介サービスです。

>一人で会社を探さなくてよくなるので、効率が良くなり、プロの視点で希望条件などに対してアドバイスがもらえます。

また、提出書類の添削や面接の練習など、就職活動全般のサポートを受けることが可能です。

様々な求人案件を抱えており、なかには面接のみなど、転職エージェントによっては数週間で就職することもできます。

転職サイトを利用する

最近では、転職する人が増えてきているのもあり、様々な特徴をもった転職サイトが多数あります。

第二新卒に特化した転職サイトなどもあるので、複数の転職サイトへ登録するようにしましょう。

携帯があれば検索が可能なので、24時間自宅でも就職活動が可能です。

また、経歴を記入しておけば、会社側からのスカウト機能なども活用できる転職サイトもあります。

他の就職活動と並行して効率よく進められます。

就職に有利な資格を取得する

即戦力として貢献するために、役立つのが『資格』です。

専門的な職種でなくても、持っていると有利になる資格に、以下のようなものがあります。

「MOS」

MOSとは企業でよく使用される、エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。

近年、パソコンスキルは必須となりつつあり、MOSの取得に取り組む企業が増えてきています。

「英語検定・TOEIC500点以上」

グローバル化が進む近年では、英語が話せる人材を必要としている会社が増えて来ています。

業種関係なく、幅広く活用することが可能で、将来のキャリアアップも可能な資格です。

「普通自動車免許」

運送業の仕事はもちろん、営業などでも移動手段として車が使われることが多いので、持っていると就職しやすくなります。

就職後に取得を考える人もいるのですが、技能講習など学校に通う必要があるので、事前にとっておくことをおすすめします。

「危険物取扱者」

専門的な資格のイメージがありますが、様々な職場で必要となる資格です。

危険物を運搬するドライバーや、ビルの整備管理、消防士、危険物を補完する施設など様々な場所で必要で、即戦力として役立つことができます。

特に、乙種4類の需要が高いです。

就職活動中だからこそ、時間も作れるし、今のうちに資格を取得しておくのもおすすめ!

仕事に対する意欲をアピールすることもできるから、有利になるね!

まとめ

第二新卒は、採用してもすぐに辞めてしまうイメージを持たれています。

ですが、基本的なビジネスマナーを身に付けているという採用メリットも持ちあわせています。

そのため、就職するためには第二新卒の価値を理解した上で、将来のキャリアプランを明確にして、次の会社を探すことが大切です。

年収や役職など、待遇の改善は経験が浅いため難しいので、大企業ばかりを選ぶなど高望みしないようにしましょう。

面接では、自分の過去に自信をもち、新卒との違いをしっかりアピールすることを意識するようにしましょう。

求人は1年中あるので焦って会社を決める必要はありません。

どうしても就職先が決まらない場合は、転職エージェントや転職サイトを利用したり、就職に有利な資格を取得すると就職しやすくなります。

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