フリーターの面接対策とコツ!服装、質問と回答例

フリーターが知りたい!転職回数のカウントの仕方と転職のコツ

#コラム

仕事が嫌になると辞めてしまって、転職回数が多いことが気になる……

アルバイト歴って、転職回数に含まれるの?

フリーターの方にとって、アルバイトやパートなどの非正規雇用での転職回数が就職に影響するのかどうかは気になるポイントですね。

勤労世代の人口が減少している現代は、就職氷河期だった頃に比べれば有効求人倍率も高く、比較的就職しやすいといえます。

ですが、年齢を重ねるにつれ、アルバイトやパートなどの非正規雇用の職歴ばかりが積み重なっていくことに不安を感じる方は多いです。

「20代に何をしてきたか?30代で何をするか?」で、その後の人生の満足感は大きく変わっていくといわれています。

転職にはテクニックが必要です。
今回は、フリーターから正社員へと転職するための手段をお伝えしていきます。
20代でご自身が身につけたい職種・技能を得て、30代で自分自身の強みを存分に発揮できるようになるためにも、この機会にフリーター卒業に挑戦しましょう!

アルバイト歴は転職の回数に含まれる?

アルバイト歴は、転職回数に含まれるのでしょうか?

結論からいうと、アルバイトやパートなどの非正規雇用であっても、職歴には含まれます。雇用先が変わった際に、転職1回とカウントされるのが一般的です。

ですが、アルバイト歴を職歴として捉える企業は多くないため、勤務期間が極端に短い場合は省いても構いません。

また、契約社員やアルバイト、パートなどの非正規雇用での試用期間中に退職した場合や、1日などの短期派遣社員としての経歴も履歴書に記載する必要はありません。

ですが、就職先に関連性のあるアルバイトや、アルバイトで身につけた技術や能力をアピールしたい場合は、履歴書や職務経歴書に記載しておくことをおすすめします。

その際には、具体的にどのようなことを身につけ、就職先で活かせるのかをアピールすることが重要です。

また、そのアルバイトをなぜ辞めたのかという理由を面接で話せるように準備しておきましょう。

フリーターは転職回数が多いと就職に不利?

フリーターは、転職回数が多いと就職において不利なのでしょうか?

結論からいうと、転職活動においては転職回数の多さはマイナスに働く場合が多いです。

企業は「長く働いてくれる人材」を求めています。

転職回数が多い方は“すぐに辞めてしまうのではないか?”と懸念されがちです。

ですが、ブラック企業が問題視される現代では、ご自身の都合だけではなく辞めざるを得ない環境に直面したという方もいるれば、アルバイト先の倒産や給与未払い、ハラスメントなどで退職を余儀なくされた方も少なからずいるはずです。

転職は、決断する力が原動力になります。

ご自身の決断力・判断力を強みとして、さまざまな会社や職場を経験して得てきたこと、以前の仕事よりキャリアアップしていることなど、いかに転職回数の多さが自分自身にとってプラス要素となっているかをアピールできるかが重要なポイントです。

そして、どんなに嫌だった会社・職場のことも、面接では悪口や不満を言わないでおきましょう。

「このようなことがあったが、このように改善した・乗り越えた」とプラスの方向性に話を進めましょう。

企業は「マイナス思考な人」を避けます。
それは、マイナスはさらに大きなマイナスを呼ぶからです。
プラスの力よりマイナスの力は強いといっても過言ではありません。

ご自身が前向きに転職に臨み、自分自身が働くことで企業にどのようなメリットがあるかをアピールできるようになりましょう。

【転職のコツ】フリーターが転職先を選ぶときに気をつけたいこと

フリーターから正社員への転職を目指すとき、転職先を選ぶ上で気をつけていただきたいポイントがあります。

ここでは、転職のテクニックとして、フリーターが転職先を選ぶときのポイントをお伝えしていきます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

自分がどんな仕事をしたいかを整理する

転職活動の際には、まず、自分自身を見つめ直して、どんな仕事をしたいかを整理して、これからの方向性を決めましょう。

転職活動を始める前に、以下の項目への回答をノートに書きだしてみましょう。

自ずと、ご自身の希望や将来設計のイメージが描けるようになります。

転職活動を始める前に整理しておきたいポイント
  • ・これまでの仕事で得意・好きだった職種は?
  • ・これまでの仕事で苦手だった職種は?
  • ・好きなこと、ずっと続けていられること
  • ・好きとまではいかなくても、苦手ではないこと
  • ・嫌いとまではいかなくても、あまり続けていられないこと
  • ・苦手で、苦痛なこと
  • ・どうしてもしたくないこと
  • ・1カ月の生活にかかる費用は?
  • ・電車など公共交通機関を利用しての通勤はどのくらいの時間なら苦痛に感じないか?
  • ・年間休日の日数は?多く休みたいorなるべく多く働きたい
  • ・残業がない・残業時間月20時間以内など少な目・残業時間が多くても構わない、自分のライフスタイルに合うのは?
  • ・男性が多い職場・女性が多い職場・男女比が同率の職場どの環境が自分に合うか?
  • ・昇進や昇給など常に向上できる環境を求めているか?無理のない働き方を求めているか?
  • ・休日や仕事の後、リフレッシュできるような趣味や気分転換のための方法をもっているか?
  • ・メンターとなるような相談相手はいるか?悩んだとき、誰かに相談できる環境か?

上記のように、自分自身と向き合って、自分自身が本当に求めていることを整理してみましょう。
「自分自身を知る」ことは、一生涯続けられる仕事に出会うための第一歩です。

自分にマッチしている会社はどんな会社を明確にする

勤務地や、給与、就業時間などは確認必須事項ですが、どんな社風でどんな事業・業種の会社で働きたいか明確にイメージをもつことが大切です。

企業へ応募する前に、企業のホームページをみて、経営理念や企業の方針がご自身のイメージに合うかを確認しましょう。

また、最近ではFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを利用している企業も多くあります。
SNSは実際の職場の雰囲気や方針を知るための有効な手段です。ぜひ、検索してみましょう。

よく下調べをしておけば、就職後にギャップを感じるというリスクを回避できます。

また、面接の際に、実際の職場を見学させてもらったり、働いている方に質問させてもらったりと、勇気を出して積極的に行動することで、よりご自身に合う就職先を見つけられるようになります。

長く働けそうな会社を見つける

企業は「長く働いてくれる人材」を求めています。

そして、ご自身も何度も転職活動をするのは負担ですし、転職による収入の浮き沈みも気になるところですね。

この機会に「長く働ける会社・仕事」を見つけましょう。
長く働ける会社に就職するメリットは以下のとおりです。

長く働ける会社に就職するメリット
  • ・大きな仕事に携われる
  • ・スキルが向上する
  • ・役職がつき、昇進できる
  • ・年収が上がる
  • ・長期間の付き合いでより良好な人間関係を築ける
  • ・収入の安定により、家庭をもつなど将来設計を描きやすくなる

また、長く働ける会社かを見極めるポイントもみておきましょう。

長く働ける会社かを見極めるポイント
  • ・中途採用3年以内の離職率が低いこと
  • ・社員の年齢層が若年層に偏りすぎていないこと
  • ・「アットホーム」などの言葉で社員を時間・心理的に拘束していないか
  • ・みなし残業代制度をとっていないか
  • ・福利厚生(社会保険・有給休暇など)は整っているか
  • ・産休育休・介護休暇など社員の生活を守るための制度は整っているか

上記のような事項が満たされているかを十分に確認しておきましょう。
特に、みなし残業代制度をとっている企業は注意すべきです。
法定外の残業や休日出勤を強要した上で、固定の報酬のみしか支払わないブラック企業である場合もあるためです。

長く働ける会社に就職するためには、将来のビジョンを描くことと、起こりうるリスクをいかに回避するかを考えて決断していくことをおすすめします。

転職エージェントを利用するのも有効な手段

転職エージェントを利用するという就職に有利な手段はご存じですか?

フリーターで、なおかつ転職回数が多くても、転職エージェントを活用できます。

フリーターから正社員への就職に特化した転職エージェントもあるので、ぜひ利用してみましょう。

フリーターが転職エージェントを活用するメリット

フリーターの方にとって、転職エージェントをうまく活用することは転職活動をスムーズに進めるための有効な手段です。

たとえ、アルバイトなどが忙しくて転職活動にあまり時間が割けない環境であっても、転職エージェントが企業側への連絡の代行や、履歴書・職務経歴書のチェックを行ってくれるため、しっかりと下準備が整った状況で面接へと臨めます。

また、夜間や土日にカウンセリングを行ってくれる転職エージェントもあります。

転職エージェントのホームページでは、それぞれの特徴やサービス内容が明示されていますので、ご自身にとって活用しやすい転職エージェントを選んでみましょう。

多忙なフリーターでも安心

フリーターの方にとって、転職エージェントをうまく活用することは転職活動をスムーズに進めるための有効な手段です。

たとえ、アルバイトなどが忙しくて転職活動にあまり時間が割けない環境であっても、転職エージェントが企業側への連絡の代行や、履歴書・職務経歴書のチェックを行ってくれるため、しっかりと下準備が整った状況で面接へと臨めます。

また、夜間や土日にカウンセリングを行ってくれる転職エージェントもあります。

転職エージェントのホームページでは、それぞれの特徴やサービス内容が明示されていますので、ご自身にとって活用しやすい転職エージェントを選んでみましょう。

非公開求人を探してくれる

フリーターで転職回数が多いと、書類選考で落とされてしまい、面接までたどり着けないという悔しい思いをした方は少なくないはずです。

ですが、転職エージェントを活用すれば、フリーターであっても、カウンセリングの内容をもとにして、企業へご自身の強みをアピールしてもらえます。

さらに、非公開求人のなかから、ご自身に近い人物像を必要としている企業を提案してもらえるため、直接応募するよりはミスマッチが少ないのもメリットです。

ある程度、ご自身と企業がマッチングした状態で転職活動を進めていけるため、活動期間も比較的短くて済みます。

転職エージェントが企業側へアピールしてくれる

転職エージェントを活用しての転職活動のメリットは「転職エージェントが企業側へ長所をアピールしてくれる」ことです。

転職エージェントでは、プロがカウンセリングをもとに、ご自身の強みや企業でどのように輝ける人物かをアピールしてくれます。

これまで、直接応募をしてみても、転職回数が多いことから書類選考で落とされがちだったり、引っ込み思案やマイナス思考で自分自身をうまくアピールできなかったりした方には、ぜひおすすめです。

まとめ

今回は、フリーターで転職回数が多くても、正社員への就職ができるということをお伝えしました。いかがでしたか?
アルバイトやパートなどの非正規雇用であっても、雇用先が変われば転職回数にカウントされます。

ですが、これまで経験してきた企業・職種はご自身にプラスとなっていることが必ずあるはずです。転職回数が多いこと、経験の豊富さをプラス要素にできれば、それは強みとなります。

ですが、自分自身だけでは、思うようにうまくいかないこともるものです。

そんなときは、転職エージェントを活用して、正社員への就職の近道に繋げてみてはいかがでしょうか。

転職エージェントのアドバイザーなど、誰かへの相談がきっかけで良い方向へ進めることがあります。一人で抱えているよりも、誰かのアドバイスによって道が大きく開けるきっかけとなることが人生には多いものです。

このコラムが、フリーターから卒業して正社員への就職へと踏み出すためのきっかけのひとつになれば、嬉しいです。
ライター:白井絢子 Twitter@Ayako_Shirai321

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