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職歴なしでバイト経験のみ、履歴書の書き方と面接でのアピールポイント!

#コラム

「職歴なしでバイトしかしたことがない」「履歴書の職歴の欄が空白」と困っていませんか?

今回は職歴なしでバイト経験しかない人でも履歴書や面接でのアピール方法をご紹介します!

書き方次第では、好印象を企業に与えることができるので参考にしてみてください!

職歴なしでバイトしか経験がない不安

就職する際に、必ず必要な書類が履歴書と職務経歴書です。

職歴がなくバイト経験しかないと履歴書の職歴欄にアルバイト歴を書くかどうかは迷います。
基本的に履歴書の職歴や自己PRなど、面接官が見る場所の空白はよい印象を与えません。

バイトの職歴を書いて書類選考で落ちてしまうのではないか、と不安に思う人も多いです。

だからといって、履歴書や職歴経歴書に噓を書くのは面接官にばれますし、自分の言葉で話せていないということを見抜かれますので注意してください。

会社や仕事内容によってはアルバイト歴を職歴とみなさないケースもありますが、アルバイト歴を書くことが採用に有利に働く場合もあります。

マイナスの要素をプラスへ変える方法はあるので、諦めずに一歩進んでみましょう!

履歴書に書く職歴

一般的には「契約社員以上を記入しアルバイトは書かない」と言われていますが実は「アルバイト経験を職歴に書くのがNG」というわけではないありません。

「書かなくてもいい」という意味なので、アルバイト経験を職歴として書くこと自体はOKなのです。

なので、職歴がなくてもバイト経験さえあれば職歴欄を空白にする必要はありません!

職歴欄は今までの経歴を書く欄と思われがちですが、自己PRや志望動機を記載する書類でもあります。

志望する業界または職種に関連するアルバイトをしていた場所やアルバイトの数が多い人は1年以上の長期アルバイトを履歴書に書きましょう!

また、アルバイト経験が少ない人は簡単に業務内容を入れるとより面接官を経験をアピールできます。

もし企業にアルバイト経験はは含めずにと言われた場合は?

先ほども、お伝えした通り企業によってはアルバイト歴を職歴とみなさない場合もあります。

応募した企業から、アルバイト経験はは含めずに履歴書の提出を言われた場合は職歴欄には「職歴なし」と記載し志望動機や自己PRの文章を多めに書いて提出する方法もあります。

職歴を書き入れないことには職務経歴書と呼べませんので、職歴なしで職務経歴書を作成する場合は「自己紹介書」や「自己PR書」と表記する場合が多いです。

自己紹介書や自己PR書にする場合は事前に問い合わせて確認しましょう。

土日祝日のためハローワークや会社がお休みで聞けない場合などは「職務経歴書(自己紹介書)」という形で名前を付ける方がいいです。

自己PRなど書きにくいと思いますが、アピールポイントなどは必ずしも職歴から持ってこなくても大丈夫です。

自己PRや志望動機に学生時代の部活での経験をもとに子供の頃に好きだったことや得意なこと、部活動などからエピソードを引っ張ってきて熱意をアピールしましょう。

例えば、私の一番の取り柄は周りへの気配りにあります。
小さい頃から人を喜ばせることが好きで友達の誕生日や両親の結婚記念日祖父母へのサプライズなど、長い時には準備に3ヵ月かけて周りの人に感謝を伝えるために気配りを心掛けてきました。
縁の下の力持ちと言われる事務職で貴社で働く周りの人へ気遣いの心を忘れずに、業務が円滑に進むようにどんな仕事でも笑顔で対応して支えていきたいと考えています。
など普段の生活からでも、志望動機や自己PRに繋げることもできます。

職歴なしでも優良企業に就職する方法!

職歴がなくても就職支援機関(ハローワーク、ジョブカフェ)やエージェントを利用すれば就職することは可能です。

ハローワークやジョブカフェは無料。
さらに就職エージェントもサイトで登録すれば、無料で利用が可能です。

ハローワークやジョブカフェはテキスト代などは自己負担になります。

ですが、業務に必要な知識・スキルを身に付けられるようにさまざまなコースが用意されているので利用する価値はあります。

ハローワーク、ジョブカフェ

ハローワークは全国におよそ660ヶ所の事業所があり、「就職支援」と「職業訓練校」の2つが受けられます。
また、施設内にあるサービスは基本的に誰でも無料で利用可能。

ジョブカフェは全国46箇所に在中している無料で職業相談を受けられる施設で、都道府県が主体となって設置している若者の就職支援をワンストップで行う施設です。

サービス内容としては、若年層やニートに対して働くために必要なスキルやマナーを得たり、職場体験や就職セミナーなどの就労支援を行っています。

就職エージェント

就職エージェントをおすすめする理由は、不利な経歴をカバーするのが難しいのでプロにサポートしてもらうことで就職をしやすくなります。

専任のエージェントが付き、求人紹介から書類の添削、面接日の調整や企業との年収の交渉まで行ってくれるので、職歴がなく就職活動に不安な人でも安心できますね。
サイトに登録さえすれば、全て無料で利用が可能です。

また、職歴なしの就職に特化した就職エージェントもいるので下調べは必要です。

扱っている求人や企業はエージェントによって異なるので1つではなく複数登録して相談し、自分にあったエージェントを利用するのも1つの手段といえます。

面接で職歴以外をアピールする

面接でどれだけ自分を企業や面接官にアピールできるかも重要です。

職歴がない場合は、アルバイト経験で得たことやこれからの目標、志望動機など自己PRの部分でいかに面接官にアピールできるかが重要になります。

そのためには、自分自身をしっかりと知っておく必要があるので事前に自己分析をしておきましょう!

自己分析の仕方は色々ありますが、箇条書きにする方法やノートや紙に【趣味】【友人】【仕事】【勉強】の4つの項目から思いつくエピソードを書き連ねると明確に自己分析ができます。

後者の方法は筆者もよく自己分析やなにか始めるときに使い明確に分析出来るのでおすすめです。

志望動機

業界・企業・職種の3つに分けて考えるのがポイントです。

「なぜこの業界の中で、この会社を選んだのか?どうしてその仕事じゃないとだめなのか」まで追求すると熱意が面接官に伝わります。

自己分析と希望の企業の分析をしっかりしておきましょう。

面接官は描いている人物像とマッチしているかもみていますので、希望する企業の研究は重要です。
口コミサイトもあるので働いている人の実際の声をみて、どんなところに共感をしたのかなど研究をしましょう。

なにも知識がない商品を選ぶより、自分が実際に使ったことのある商品の方が安心したり、選びがちですよね。

企業も同じで自社に興味がない人より関心が高い人を選ぶのです。

自己PR

企業が求めている人材や企業の雰囲気を把握するのが大切になります。

自己PRは「私はあなたのためにこんな事ができます!」という気持ちで、企業の求める人材に合わせたPRポイントを探しましょう!

例えば、居酒屋でアルバイト経験があった場合
「居酒屋でアルバイトを2年ほどしておりました、アルバイトリーダーを任されており後輩教育に力を入れていました。

私はメンバーにただ聞いたままの話やスキルを一方的に押し付けるのではなく、ひとりひとり価値観が違うことを考え、それぞれと深くコミュニケーションをとり、メンバーの特徴や考え方を把握した上でメンバーが受け取りやすい情報に加工して伝えるということを徹底していました。

私が御社に入社したら、まずはプレイヤーとしてのスキルを高めつつ、将来的には自分のリーダーシップを生かし、チームで成果を高めることで、御社に貢献していきたいと考えております。」

など経験から得たものと今後、どう会社に影響を与えることができるのかを伝えます。

関連する経験やスキル

業務に生かせそうなスキルや経験があれば、仕事以外でも伝えましょう!

スキルや経験なんてないと思った人もいるかと思いますが、仕事以外でもスキルは見つけられます。

例えば、「料理が終わったときに台所がいつもきれい」見方を変えれば「効率を考えながら作業ができる」とも言えるのです。
このように、自分が普段している当たり前の行動が以外とスキルになることもあります。

また、積極的に参加しているボランティアなどの仕事に生かせる経験もかいておくと良いです。

ボランティア活動は義務ではないため、参加したということはそれだけ積極性と行動力がある証明になります。
これらは就職活動ではプラスの要素となるのでアピールしましょう!

まとめ

職歴なしでバイト経験しかない場合の履歴書の書き方と面接でのアピールポイントについてまとめました。

職歴がないことはマイナスポイントではありますが、自分自身をしっかり知り分析し、面接に挑めば就職は可能です。

「なぜこの業界の中で、この会社を選んだのか?どうしてその仕事じゃないとだめなのか」をしっかりイメージすることが大切になります。

自分自身だけでは、不安な就職活動もプロの力を借りれば手厚いサポートで安心して就職もできます。

就職活動で後悔しないよう、自己分析をしっかりして新しい人生の一歩をふみ出しましょう!

ライター 石橋良子

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