フリーターの面接対策とコツ!服装、質問と回答例

職歴なしのフリーターも正社員になれる?内定獲得のためのコツを紹介

#コラム

「将来のことを考えて、正社員になりたい」
「ずっとフリーターで、職歴がない自分は就職できるのかな?」

本記事は、このような不安や疑問を抱えている人にお送りします。フリーター経験しかない場合、正社員になれるか不安を感じやすいです。

しかし、実はフリーターも立派な職歴。フリーターの経験も、面接でアピールできます。

この記事では、主に次の内容をお伝えしていきます。

  • フリーターの人が就職を目指すうえで知っておくべきポイント
  • 就職活動前にやっておきたいこと
  • いち早く内定を獲得するためのコツ

フリーターから正社員を目指したい人は、ぜひ参考にしてくださいね!

フリーターの人に知っておいてほしいこと

はじめに、フリーターの人に知っておいてほしいことを紹介します。ポイントは、次の3つです。

  • アルバイトも立派な職歴になる
  • 就職を希望するなら早めの行動が大切
  • 派遣社員から正社員を目指す方法もある

それぞれの内容を、詳しくお伝えしていきます。

アルバイトも立派な職歴になる

はじめにお伝えした通り、アルバイトも立派な職歴になります。

アルバイトは非正規雇用ですが、企業の一従業員として働いているのは正社員と変わりません。

また、アルバイトでリーダー職を勤めた経験もある場合、応募書類に書いたり、面接でアピールしたりすることも可能です。

そのため、アルバイト経験も履歴書や職務経歴書に記載していきましょう。職務経歴の書き方例は、以下の通りです。

アルバイトの職務経歴の書き方例
    • 2017年4月 株式会社〇〇〇〇 アルバイトして勤務
    • 2019年9月 株式会社〇〇〇〇 一身上の都合により退職

アルバイトは職歴にならないとは思わずに、自分の業務経験をアピールしていってくださいね。

就職を希望するなら早めの行動が大切

「正社員として就職したい!」と思ったら、なるべく早めに行動し始めるのが大切です。

就職活動では、年齢を重ねるほど業務経験を重視される傾向があります。そのため、就職活動のスタートが遅れるほど、内定獲得へのハードルが高くなりやすいです。

就職活動では、次のように年代ごとに求めている人物像が異なります。

年代別・就職活動で見られるポイント
  • 20代:仕事へのやる気、基本的なビジネスマナー
  • 30代:これまでの業務経験、マネジメント経験

20代の人に対しては、仕事へのやる気を重視している場合が多いです。そのため、志望動機の内容やビジネスマナーがしっかり身に付いているかが特に大切。

30代の人は、これまでの経験を元にリーダー職を任せられる人も求めている場合が多いです。なので、これまでの業務経験を重視されやすくなっています。

もちろん、30代で未経験者歓迎の求人もあります。しかし、年齢を重ねるほど経験を重視されやすいので、早めに就職活動を始めるのがおすすめです。

派遣社員から正社員を目指す方法もある

ずっとフリーターだったから、いきなり正社員になるのは怖いなあ……。

いきなり正社員になるのが怖い場合、派遣社員からスタートするのがおすすめ!
企業の雰囲気や業務内容を理解したうえで正社員になれば、入社後のミスマッチを避けやすいです。

派遣社員の働き方の1つに「紹介予定派遣」と呼ばれる雇用形態があります。

紹介予定派遣では、正社員雇用前提に数カ月間派遣社員として勤務。その後、お互いの条件が合えば、企業に正社員雇用をしてもらえる制度です。

企業の雰囲気や業務内容を理解したうえで、入社した方がミスマッチが少ないので安心しやすいです。

また、契約社員として勤務中に「自分には合わないな」と思った場合、別の企業を紹介してもらえます。

就職活動前にやっておきたいこと

次に、就職活動前にやっておきたいことを2つ紹介します。就職活動をスムーズに進められるように、ぜひ参考にしてください。

自己分析をする

まず、フリーターでの仕事経験などを振り返り、自己分析をしてみましょう。これまでの業務内容などを振り返ると、自分の得意なことなどが見えてきます。

自己分析は、働きたい業界や職種を考えるヒントになるので、ぜひ次のポイントを振り返ってみてください。

  • これまでの業務経験
  • 仕事での実績
  • 得意な業務
  • やりがいを感じる瞬間
  • 上司やお客様から褒められたこと

フリーター歴が浅い人は、学生時代の部活や勉強の経験を振り返っても大丈夫です。

頭の中で考えるだけでなく、紙に書きながら進めるのがおすすめ。紙に書くことで、自分の考えを整理しながら考えやすくなります。

将来どうしたいかを考えてみる

5年後、10年後どのように働いていたいか考えてみるのもおすすめです。将来像を描くと、今後どのような働き方をすればいいか考えるきっかけになります。

将来どうしたいか考える時は、「誰と・どこで・どんな仕事をしたいか?」をキーワードに、次のポイントをイメージしてみてください。

  • 誰と:どのような価値観を持った人、同僚や上司の年代など。
  • どこで:勤務地。オフィスや自宅など。
  • どんな仕事:業界や職種、どんなお客様と関わるかなど。

これらの3つをイメージすると、働きたい業界や職種、勤務地などの希望条件がはっきりしやすくなります。

先ほどの自己分析と同じく、ぜひ紙に書きながらゆっくり考えてみましょう。

いち早く内定を獲得するためのコツ

最後に、いち早く内定を獲得するためのコツをお伝えします。紹介するコツは、以下の3つです。

  • 複数社まとめて応募する
  • 資格を取得する
  • 転職エージェントを活用する

順番にポイントをお伝えしていきます!

複数社まとめて応募する

求人に応募するときは、なるべく複数社まとめて応募して、就職活動を同時進行していくのがおすすめです。

1社ずつ応募して結果を待ちながら進めると、なかなか就職活動が進みません。

また、複数社の選考を同時進行で行うと、さまざまな企業と面接をしていく中で、どんな風に働きたいか?というイメージが改めて定まってくる場合が多いです。

そのため、複数社応募して、理想の働き方のイメージを具体的にしつつ、就職活動を進めると内定に近づきます。

資格を取得する

資格は、自分のスキルや知識を身につけて努力していく姿勢がある証明になります。

興味のある業界や職種に合ったものや、パソコンスキルなど働く中で長く活かせる資格を取得するのがおすすめです。

資格の一例は、次の通り。

  • 第一種運転免許
  • マイクロオフィスソフトスペシャリスト(MOS)
  • 日商簿記検定
  • ITパスポート試験

また、資格を取得してから就職活動を始めると、内定獲得までに時間がかかってしまいます。そのため、少し大変ですが、就職活動と並行して資格を取得していきましょう。

資格の結果が届く前でも、面接で「○○資格取得のため、勉強中です」とアピールできます。

転職エージェントを活用する

いち早く内定を獲得するために、就職活動をサポートしてくれる転職エージェントの利用もおすすめです。

転職エージェントでは、無料で次の内容をサポートしてくれます。

  • 求人紹介
  • 応募書類添削
  • 面接対策
  • ビジネスマナー研修
  • 面接日程調整
  • 年収・入社日交渉

自分で行うと大変な作業を代行してもらえるので、就職活動がスムーズに進みやすいです。

また、フリーターの就職サポートを得意としている転職エージェントもあるので、ぜひ確認をしてみてくださいね。

まとめ

フリーターは職歴がないと思われがちです。しかし、これまでのアルバイト経験も立派な職歴に当たります。

経験した仕事内容や得意な業務、やりがいを感じた瞬間などを振り返って、面接でアピールできるようにしていきましょう。

また、誰とどこでどんな場所で働きたいかをイメージして、自分が進みたい業界や職種をゆっくり考えてみてくださいね。

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