「仕事探し」というのは、自分の思った通りにうまくいかないものです。
求人に応募してもなかなか仕事が見つからないと、「仕事がない」という不安に駆られてしまいます。
- 自分の希望にあった仕事が見つからない……
- いつになったら就職活動が終わるのだろうか……
就職活動をしている多くの人が、このような悩みを抱えています。
仕事がないことへの不安が大きくなると、自分自身を冷静に見つめ直せなくなります。
もし、どうしても仕事が見つからなくて不安を感じる人は、自分の就職活動の方法を今一度考え直してみましょう。
そこで今回の記事は、「仕事が見つからないときの不安を解消する方法」について解説してきます!
仕事探しに不安はつきもの
仕事を探しているうちに不安を感じる人は、世の中にたくさんいます。
仕事探しに不安はつきものなので、最初から心構えをしておきましょう。
自分ひとりで仕事探しをしていると、自分自身の行動が正しいのかどうかわからなくなります。
そんなときは一度冷静になって、周りの友達などほかの人に相談してみて下さい。
また、「就職のプロに仕事探しの方法をアドバイスしてもらう」こともひとつの手段です。
就職エージェントやハローワークなど、就職をサポートしてくれるサービスはたくさんあります。
自分の就職活動を客観的に評価してもらうことで、良い点と悪い点が見えてきます。
就職活動において、自分の理想とする仕事にスムーズに就ける人はあまりいません。
採用してもらえなかった会社は、「自分とは縁がなかった」と気持ちを切り替えて次の面接を受けましょう!
不安に感じる3つのパターン
では、いったいどのようなときに仕事がなくて不安に感じるのでしょうか?
例えば、以下の3パターンがあります。
- 求人へ応募はしているが、なかなか内定をもらえない
- 自分の希望にあったよい条件の求人が見つからない
- いつ仕事が見つかるかわからない
誰しもこのような不安は抱えているものです。
具体的にその内容を見ていきましょう。
応募をしているが内定をもらえない
求人に応募しているけど、なかなか内定が出なくて不安に感じるパターン。
就職活動中の人であれば、このような体験をしている人は多いはずです。
面接官が採用の可否を判断するポイントは、「その人と一緒に働きたいかどうか」です。
その会社でどれだけ働きたいかをアピールしても、相手にそれが伝わらなければ意味がありません。
面接で不採用だったとき、「自分のどういう点がよくなかったか」を分析し直すのも、就職活動を成功させるためのひとつの手段です。
面接官に「この人と一緒に働きたい!」と思わせれば、就職活動はうまくいきます。
就職活動をして、すぐに内定を貰える人は極めて少ないと言えます。
長期戦になることを覚悟して、採用試験に落ちてもあきらめず、どんどん求人に応募して下さい。
いい求人がみつからない
自分の希望にあった求人がなかなか見つからないと、やはり不安を感じます。
ただ、「条件がよい求人」というのは、少しあいまいなところがあって……
- お給料をたくさんもらえる
- 残業時間が少ない
- 福利厚生が充実している
- 人間関係がよくて働きやすい
など、「よい求人」とは人それぞれ選ぶ基準が違います。
就職活動において、「自分にとってよい求人とはなにか」という軸を明確にしておきましょう。
「絶対にこの会社で働きたい」と思える求人はなかなか見つからないもの。
自分にとってよい求人があるかどうかは、そのときのタイミング次第です。
このように考えれば、仕事がなくても焦らなくて済むので、精神的に楽になります。
いつ仕事につけるか不明瞭
就職活動をしていてなかなか内定をもらえないと、「いつ仕事が見つかるかわからない」と不安になります。
ただし、内定をもらえるまでの期間は人それぞれですので、すぐに内定をもらえなくても気にする必要はありません。
面接を受けて場数を踏んでいけば、「自分がどういう企業で働きたいか」というのが見えてきます。
「自分が就職したい企業の条件」が明確になっていくので、仕事を効率よく探しやすくなります。
就職活動において一番よくないのは、「仕事がないという不安を解消するために、仕事探しを妥協する」こと。
入社した企業が自分に合わなければ、早期退職につながってしまうので、仕事探しを焦ってはいけません。
きちんと自分が納得した企業から内定をもらえるまで、就職活動を続けていきましょう!
仕事がないと不安に感じたときの対処法3選
では、「仕事がない」ことに不安を感じたら、どのように対処したらよいのでしょうか?
- いろいろな求人媒体を使ってみる
- 仕事を探す上での条件を絞りすぎない
- 改めて自己分析をしてみる
このように不安を解消する方法はたくさんあります。
ひとつずつ確認していきましょう。
求人を探す媒体を増やす
仕事を探す手段として、求人探しの媒体を増やしてみましょう。
- 転職サイト
- 就職エージェント
- フリーペーパー
など、求人が紹介されている媒体はたくさんあります。
それぞれ掲載されている求人数・業種もさまざまなので、たくさんの媒体を使って損はしません。
特に就職エージェントであれば、非公開求人を紹介してくれるので、より仕事の選択肢が広がります。
また、自分ひとりで就職活動をするのに行き詰まった場合も、就職エージェントを使うのがオススメです。
自分の就職活動をサポートしてくれるカウンセラーが、求職者ひとりひとりについてくれます。
求人紹介・履歴書の添削・面接対策など、就職活動サポート全般を無料で行ってくれる使い勝手のよいサービスです。
プロから見た視点で、客観的に求職者のよいところ・悪いところをアドバイスしてくれるので、ぜひ使ってみましょう!
条件を絞りすぎない
自分の希望する仕事の条件を絞りすぎないことも大切です。
希望にあった求人を見つけたい気持ちはわかりますが、条件を絞り過ぎると選択肢が限られてしまいます。
以下は極端な例ですが……
- 不動産業界で中卒の人でも応募可能
- 給料は月30万円からスタートで、ボーナスが年3回
- 完全週休2日制で年間休日は130日以上
- 交通費全額支給、家賃補助ありなど、福利厚生が充実
これらをすべて満たす求人は、おそらく日本でも数えるくらいしかありません。
自分の希望をすべて満たす求人はなかなか見つからないので、待遇や業界などを絞り過ぎていないか確認してみて下さい。
もし、自分の希望する仕事がなければ、条件がなるべく近い求人も視野に入れましょう。
上記の例であれば、「月20万円あれば生活できるから、給料面の条件を下げてみる」などです。
そうすれば、選択肢が広がり仕事を見つけやすくなります。
今一度自己分析をしてみる
就職活動に行き詰まったら、一度自己分析をしてみましょう。
いろいろな求人に応募して、面接を受けるのも大事です。
しかし、手当たり次第面接を受けてみるなど、やみくもに行動してもあまり意味がありません。
「とりあえず内定をもらった会社にいこう」と、なんとなく就職すると早期退職につながる可能性があります。
そこで、「自分がこの先どんな仕事をしたいのか」「自分の理想とする職場はどんなところか」を考えてみて下さい。
もし、就職活動における軸が定まっていないようなら、就職エージェントに相談してアドバイスをもらいましょう。
就職エージェントへの登録は無料で、求職者に担当のカウンセラーがついてくれます。
カウンセラーに積極的に就職先の相談をして、悔いのない就職活動をして下さい!
まとめ
仕事探しをしていれば、不安や焦りを感じるのは当たり前です。
自分の希望にあった仕事を見つけるのは大変ですが、仕事の探し方を工夫すれば就職先の選択肢を広げられます。
そうすれば、自然と「仕事探しに対する不安」は解消されていくものです。
- さまざまな求人媒体を使う
- 理想の仕事の条件を絞りすぎない
- 自己分析をして、自分の理想とする仕事を考え直してみる
就職活動は、「企業と求職者の相性」で決まります。
1社受けてすぐに内定をもらう人もいれば、100社受けても内定がもらえない人などさまざま。
周りを気にせず、自分自身できちんと就職活動と向き合えば、きっとよい仕事が見つかります!
ライター:玉置 博章 Twitter@tama1226dic1811