「職歴がないニートの自分は、就職できないのかな……?」
このような不安を抱えていませんか?
いざ、就職活動を始めようと思っても、自信が持ってなかったり、何から始めたらいいかわからなかったりしますよね。
しかし、職歴がないニートの人も、ポイントを抑えて就職活動を行えば、内定獲得は可能です。

内定獲得に近づくためのコツを知りたい!
という方のために、本記事では、次の内容についてお伝えしていきます。
- 職歴なしのニートの人が就職するための4つのコツ
- 書類選考・面接時に気をつけたいポイント
- 就職しやすい業界3つ
職歴なしのニートの人が就職するために知っておきたいポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
職歴なしのニートの人が就職するための4つのコツ
はじめに、職歴無しのニートの人が就職するために知っておきたいコツを紹介します。お伝えする内容は、次の4つです。
- 規則正しい健康的な生活を送る
- 就職活動はなるべく早く始める
- 職業訓練校に通う
- 転職エージェントを利用する
それでは、順番に解説していきます!
1.規則正しい健康的な生活を送る
まず、規則正しい健康的な生活を送るように心掛けましょう。時間の縛りがないニート生活を送っていた場合、生活リズムが崩れている人が多いです。
また、食事も栄養バランスがあまりよくない、インスタント食品が中心になっていることも。
健康的な食事を心掛けると、体調もすっきりして毎日気持ちよく過ごしやすくなります。
面接に遅刻せず、就職後も毎日しっかり出勤できるように、まずは生活リズムを整え直すところから始めてみてくださいね。
2.就職活動はなるべく早く始める

しばらくニート生活を送っていたけれど、将来のことを考えてやっぱり就職したいな……

そう思ったら、なるべく早く就職活動を始めましょう。
ニート期間が長くなるほど、選考が不利になりやすいです。
ニート期間が長ければ長いほど、採用する企業としては、入社後しっかり働いてくれるか不安に感じます。
また、年齢を重ねるほど、職歴なし・未経験者の就職のハードルは高いです。しかし、過ぎた時間は返ってきません。
だからこそ、就職したいと思ったらいち早く行動を始める必要があります。
3.職業訓練校に通う
資格や手に職をつけたいという人には、ハローワーク主催の職業訓練校に通うのがおすすめです。
条件が合えば無料で学校に通えて、月額10万円の給付金を受給可能。さらに、就職活動のサポートもしてもらえます。
また、週5日間学校に通うので、自然と生活リズムが整うのもメリットです。
職業訓練校で受けられる授業の内容の一例は、こちら。
- パソコンスキル
- 介護サービス
- 調理
- ビル管理技術
- Webデザイン
地域ごとに開校している授業は異なります。職業訓練校に通いたいと思ったら、お近くのハローワークに問い合わせてみてくださいね。
4.転職エージェントを利用する
就職活動をサポートしてくれる、転職エージェントサービスを利用するとスムーズに仕事が見つかりやすいです。
転職エージェントでは、以下のサポートを無料で受けられます。
- 求人紹介
- 応募書類添削
- 面接対策
- 面接日程調整
- 年収・入社日交渉
1人で進めると手間がかかる日程調整や、いち早く内定獲得するための面接対策も行ってくれるので、心強いです。
また、転職エージェントを利用する際は、ニートや未経験者も積極的にサポートしてくれるサービスの利用もがおすすめ。
「職歴がなくても就職したい!」という気持ちに寄り添って、未経験者歓迎の求人を紹介してくれます。
書類選考・面接で気をつけたいポイント
次に、就職活動の書類選考と面接時に気をつけたいポイントを紹介します。
確実に選考を通過していくために、ぜひ確認を!
ニートになった理由は素直に伝える
面接でニートになった理由や、働いていなかった期間に何をしていたか聞かれたら、嘘をつかずに素直に答えるようにしましょう。

本当のことを言ったら、面接通過できなそうで不安だなあ……

不安に感じる気持ちはわかります。しかし、過去の経験をどう受け止めて、今後どうしたいと考えているかが、面接では重視されやすいです。
ニートになった理由は人それぞれで、中には嫌な思い出などもあるかもしれません。
しかし、これまでの経験を踏まえて、今後どうしたいかをしっかり伝えられると、企業側も安心して採用しやすくなります。
面接前に、あらかじめ次のポイントを振り返っておくのがおすすめです。
- ニートになった理由
- ニート期間に何をしていたか
- 経験から学んだこと
- 今後どのように働きたいか
上記のポイントを就職活動を始める前に振り返ると、面接対策につながります。時間がかかっても大丈夫なので、ぜひ考えてみてくださいね。
身だしなみを要チェック
書類選考用の写真を撮影する時や面接に行く際は、髪型やスーツなど、身だしなみが整っているか確認するのが大切です。
いくら応募書類の自己PRや面接の受け答えがしっかりしていても、服装や髪型が乱れていると面接官にあまりい印象を与えられません。
特に、営業職や販売職など、お客様と直接合う職種の場合は、身なりが整っているかはより重視されやすいです。
身だしなみで損をしないように、美容院で髪型を整えて、必要に応じてスーツを新調するようにしましょう。
職歴なしのニートの人も就職しやすい業界3つ
最後に、職歴無しのニートの人も就職しやすい業界を紹介します。紹介する業界は、次の3つです。
- IT業界
- 介護業界
- 運送業界
1点注意として、紹介する業界でないとニートの人は就職できないというわけではないことを、あらかじめお伝えしておきます。
どのような業界があるか確認をして、自分がどんな働き方をしたいか、考える参考にしてください。
IT業界
IT業界は、現在急成長している業界です。需要に対して、人材が足りていない状況が続いています。
主な仕事は、サーバーの管理やWebサイト制作などさまざま。
未経験でもチャレンジしたいという人のために、入社後に時間をかけて研修を行い、プログラミング技術などを身につけられる会社も多いです。
IT業界の仕事は手に職がつくので、技術を身につければ、フリーランスとしても活動できる可能性があります。
介護業界
介護業界は、高齢化が進む日本で、今後より需要が伸びていくと言われています。
介護施設や利用者の自宅で、高齢者の方が快適に生活できるお手伝いをするのが主な仕事です。
未経験から採用してくれる企業も多く、無料で資格取得支援を行っている介護専門の転職サイトも多数あるのが魅力。
また、経験を積んで国家資格の「介護福祉士」を取得すると、幅広い業務に対応できるだけでなく、年収アップも見込めます。
運送業界
インターネット通販の普及と需要増加に伴い、運送業界では男女問わず積極的に採用している企業が多いです。
大型自動車免許を持っていない人のために、資格取得支援を行っている企業もあります。
入社してすぐの頃は先輩と行動しますが、慣れてくると1人で運転して配送ルートを周る場合も。
そのため、自分のペースで仕事を進めたい人におすすめの業界です。
まとめ
職歴なしのニートの人も、生活リズムを改めて、資格を取得したり、転職支援サービスを利用することで就職できます。
職歴がないのは、誰でも不安に感じます。けれども、「これから職歴を積み上げていく!」という気持ちを忘れずに、コツコツと準備を進めるのが大切です。
今回紹介した就職しやすい業界の情報などを元に、まず自分がどんな働き方をしたいか考えてみてくださいね。就職活動応援しています。