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ニートからでも再就職は可能?正社員になるための3つの方法を紹介

#コラム

「しばらくニートをしていたから、就職活動のやり方を忘れてしまった」
「退職してから期間が空いてしまい、再就職できる気がしない」

ニートの人はこのような悩みを抱えていませんか?

企業はニートに対して、あまりよいイメージを持っていません。
一度ニートになってしまうと、再就職の難易度はあがります。

ニートの人は就職活動の準備をしっかりして、早めの行動を心がけて下さい。
ひとりで行動するのが不安であれば、就職サービスを利用して効率的に就職活動を進めていきましょう。

今回の記事では、「ニートの人が再就職するための方法」を詳しく解説していきます!

ニートからの再就職は難しいのか?

結論から言うと、一度ニートになっても再就職はできます。
ただし、以下の点に注意しなければなりません。

  • 空白期間が長くなればなるほど、ニートの人の再就職は難しくなる
  • 年齢を重ねると、再就職の難易度はさらにあがる

20代の人であれば、これからの伸び代やポテンシャルが評価されるので、ニートであっても再就職しやすいです。
一方で30代以上になると、仕事のスキルや実務経験を求められるので、就職率は下がってしまいます。

ニートの人は事前準備をしっかりして、就職活動に臨みましょう。
準備をした上で就職活動のやり方を工夫すれば、きっと再就職先は見つかります。

事前に就職活動の準備をして不安を解消しよう

ニートの人は「自分が本当に再就職できるのか」と不安になるはずです。
そのような不安を解消するためにも、就職活動の事前準備はしっかりやっておきましょう。

  • 社会人生活を送るにあたって生活習慣を見直す
  • 自己分析
  • 面接対策

就職活動が始まる1ヶ月くらい前から、このように準備をしておくのがおすすめです。
具体的な内容をひとつずつ確認していきましょう。

生活習慣を見直す

ニートの人は自分の生活しやすい時間帯で行動している人が多く、生活リズムが乱れがちです。

まず、これから就職して社会人生活を送るにあたって、生活習慣を見直しましょう。
最初の一歩として、「朝起きて夜寝る」という生活を心がけて下さい。

また、これまで自宅で過ごす時間が多かったニートの人は、体力が低下しているはずです。
ニートの人は適度に運動をして、きちんと社会人生活を送れるようにしておきましょう。
営業職で外回りに行ったり、工場勤務で立ちっぱなしの作業をしたり、職種によっては体力勝負の仕事になります。

自己分析をしておく

ニートの人は就職活動を始める前に、自己分析をしておきましょう。

  • 自分はどのような性格をしているか
  • 就職したらどんな仕事をしたいか
  • 将来どのような会社で働きたいか

このように今一度「自分のこと」を見つめ直してみて下さい。
何をすればよいかわからない場合、自分の経歴を書き出したり、自分がどのような人間か周りの人に聞き出したりするのがおすすめです。

自己分析をしないまま就職活動をしても、やりたいことや自分の目標を見つけられず、失敗する可能性が高いです。
「自分のことをきちんと理解できているかどうか」が就職活動を成功させる鍵と言えます。

面接対策をする

ニートの人は再就職をするために、面接対策もしっかりする必要があります。
面接で想定される質問に対して、ある程度回答を準備しておきましょう。

ニートの人であれば、自身の空白期間について面接官から聞かれる可能性が高いです。

  • ニートになったことは仕方ないが、その点をどう反省しているか
  • 空白期間を取り戻すために、将来どんなことをしていきたいか

この2点を面接で話せれば問題ありません。
面接官は「この人がどんな人か知りたい」という考えで質問してくるので、嘘をつかずに思っていることを正直に伝えましょう。

ニートの人が再就職するための3つの方法

では、ニートの人は再就職するために、どのような手段を取ればよいのでしょうか?
具体的には以下の3つの方法があります。

  • 就職サービスの利用
  • アルバイトから正社員への昇格を目指す
  • 自分でビジネスを始めて実務経験を積む

それぞれの方法について、詳しく解説していきます!

就職サービスを利用する

まず、「就職サービスを利用して再就職する」という方法があります。
ニートの人でも利用できる就職サービスは、「ハローワーク」「求人サイト」「就職エージェント」の3つです。

利用できる時間帯や年齢制限など、各サービスによってさまざまな特徴があります。

ハローワーク

ハローワークは「日本の雇用を促進する」ために作られた国の機関です。
全国に500ヶ所以上の事業所が置かれていて、誰でも無料で利用できます。

施設内に置かれている求人検索機を使えば、仕事探しも可能です。
登録されている求人数が多く、職員に求人の相談もできるので、ニートの人は積極的に活用してみましょう。
ハローワーク内では、就職セミナーや職業訓練も実施されています。

デメリットを挙げるとすれば、ハローワークは公共の機関なので、原則土日・祝日は利用できない点です。
利用時間も朝から夕方までと、夜間はハローワーク自体が閉まっているので注意して下さい。

求人サイト

求人サイトの例として「リクナビNEXT」「DODA」などが挙げられます。
サイトを利用するには、個人情報や自分の希望する仕事条件などを登録する必要があります。

掲載されている求人数は多いので、複数の求人サイトへ登録しておきましょう。
応募可能な求人が増えるので、再就職先の選択肢を増やすチャンスです。
また、求人サイトなら時間を選ばずに求人情報を探せます。

利用に年齢制限はないので、30代以上のニートの人にもおすすめです。

就職エージェント

就職エージェントに登録すると、求職者ひとりひとりに専任のコンサルタントがつきます。
コンサルタントは面接対策はもちろん、選考のスケジュール調整など、求職者の就職活動全般をサポート。

就職エージェントの登録自体は無料で、空白期間が長く、就職活動に不安を感じるニートの人も安心して利用できます。

ただし、就職エージェントは「20代まで」と年齢制限をかけている場合がほとんどです。
30代以上のニートの人は、前述したハローワークと求人サイトを利用するようにしましょう。

アルバイトから正社員昇格を目指す

「アルバイトから正社員昇格を目指す」ことも、再就職へのひとつの手段。
アルバイトとして勤務しているうちに、仕事での実力が評価されて正社員になるパターンです。

いきなり正社員として就職を目指すよりも、とりあえずアルバイトとして入社する方が再就職へのハードルは低くなります。
ただし、正社員になるまでは数年かかるケースが多いです。

飲食店などのサービス業であれば、正社員登用のある求人はたくさんあるので、ニートの人は積極的に応募してみましょう。

自分でビジネスを始めて実務経験を積む

ニートの人は時間を有効に使って、就職前に自分でビジネスを始めてみて下さい。
今はパソコン1台あれば、ライティング・ブログ・せどりなど、収益をあげる手段がいくつもあります。

こちらもすぐに正社員になるのは難しいですが、自分で収入を得ながら実務経験を積めます。
面接において、「自分の力でお金を稼いだことがある」という経験は絶好のアピールポイントです。

なにか自分で始められそうなビジネスがあれば、ニートの人はぜひ取り組んでみましょう。

まとめ

ニートの人が再就職する方法をまとめてみました。

ニートの人が再就職を目指すときのポイント
  • ・無料の就職サービスを利用する
  • ・アルバイトからの正社員昇格を目指す
  • ・自分でビジネスを始めてみる

「空白期間を長くする」ことは、再就職を目指すときデメリットになります。
ニートの人は自己分析や面接対策をしっかり行った上で、早めに就職活動に取りかかって下さい。

自分ひとりで就職活動を進めるのが難しそうであれば、この記事で紹介したように就職サービスを使うのがおすすめです。
就職サービスは基本的に無料で利用できるので、お金に余裕がないニートの方でも安心です。

ニートの人でもあきらめずに行動すれば、きっと再就職できます。
自分が将来やりたい仕事をきちんと決めて、これまでの遅れを取り戻す気持ちで行動してみましょう!

ライター:玉置 博章 Twitter@tama1226dic1811

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