フリーターの面接対策とコツ!服装、質問と回答例

ニートの人でも正社員になれる? 就職しやすいおすすめの職種5選

ニート 就職 職種 #コラム

ニートの人は「一度社会に出た経験がある人」と「学校を卒業してから一度も就業したことのない人」の2つに分かれます。
特に後者の場合、就職活動に対する不安は大きいはずです。

しかし、「自分はニートになって空白期間が長いから就職するのは無理だ……」とあきらめてはいけません。
仕事を探してみると、「未経験OK」や「働き手が不足している」職種が意外と存在します。

もし、自分ひとりで就職活動を進めるのが難しそうであれば、就職のプロに頼るのもひとつの手段です。

今回は「ニートの人でも就職しやすい職種」について、詳しく紹介していきます!

ニートの人が就職活動前にやるべきこと

ニートの人は就職活動を始める前に、いくつか準備しておくことがあります。

まず、これから就職して社会人生活を送るにあたり、生活習慣を見直しましょう。

ニートの人は生活リズムが不規則になりがちです。
夜型の生活を送っていると健康にもよくないので、きちんと朝起きて夜寝るという生活リズムがおすすめです。

次に、スーツ・カバンといった就職活動で使う道具を揃えて下さい。

面接は第一印象で決まると言っても過言ではありません。
身だしなみを整えて、社会人としてふさわしい格好ができるよう準備しておきましょう。

最後に、就職活動の情報をできる範囲で下調べして下さい。

ネットを使えば、就職活動に関するほとんどの情報は検索できます。
少しでも就職活動をスムーズに進めるために、「履歴書の書き方」「面接対策」など、必要な情報を調べておくことが大切です。

就職活動は早めの行動が大切

就職活動は空白期間が長くなるほど不利になります。
ニートの人が就職活動を成功させるコツは、「いかに空白期間を作らず早めに行動できるか」ということです。

事前準備として、「自己分析」をきちんとしておきましょう。

  • 将来どのような仕事に就きたいか
  • 自分の性格的に向いてそうな仕事はなにか

など、しっかりと下調べをしておくべきです。

また、企業は同じニートでも、より若い人を採用する傾向があります。

これは「若い人の方が仕事に対する伸びしろがあり、より長く働いてくれる」からです。
年齢を重ねると企業の採用率は下がるので、ニートの人は遅くても30代のうちに行動するようにしましょう。

未経験からでも就職しやすいおすすめの職種とは?

では、ニートの人はどのような仕事を探せば、就職しやすいのでしょうか?
結論から言うと、「未経験OK」「働き手が不足していて需要がある」職種を積極的に狙っていきましょう!

  1. 営業職
  2. 工場勤務
  3. エンジニア、プログラマー
  4. 介護職
  5. 清掃業

このような職種は、ニートの人でも比較的就職しやすい業界です。
実際に、これら5つの職種の具体的な仕事内容や特徴を解説していきます。

①営業職

営業職は未経験の人でも挑戦でき、応募条件に学歴も必要ありません。
空白期間があっても、「どうして営業の仕事をしたいか」を面接できちんと説明できれば、就職できる可能性が高いです。

基本的には「売り上げを出して数字をあげる」ことで評価されるので、ニートの人でも活躍の場があります。
仕事で売り上げを出せば、その売り上げがインセンティブ(報奨金)としてお給料に上乗せされるので、比較的高収入が期待できる職種です。
ニートの人はぜひ営業職を視野に入れてみましょう。

②工場勤務

工場勤務の仕事は、基本的にライン作業などの単純作業が多く、特別なスキルは必要はありません。
勤務中は個々での作業が多く人と話すことが少ないので、コミュニケーションを取るのが苦手な人でも安心です。
注意点としては、作業中立ちっぱなしのことが多く、シフト制の勤務だと夜勤の可能性もあるため体力が必要になります。

会社でのスキルアップを目指すなら、「フォークリフト運転技能者」や「危険物取扱者」といった資格取得を目標にしてみましょう。
これらの資格を取得できれば、ニートの人でも活躍の場が広がります。

③エンジニア・プログラマー

現在、IT業界は急速に発展している中で、若い人材が不足している傾向です。
エンジニアやプログラマーといった職種は需要があるので、ニートの人でも就職できるチャンスがあります。
未経験でも求人はあるので、入社前にプログラミングやパソコンなどの機械関係の知識があると就職しやすいです。

また、IT業界は技術が日々進化していくので、「常に学び続ける姿勢」が必要となります。
新しい知識を習得したり勉強したりすることが好きであれば、就職してからも活躍できる職種です。

④介護職

世の中は高齢化が進み、介護する側の人が不足しています。
介護職は非常に需要があり、ニートの人が就職するならおすすめの職種です。

介護の仕事は主に、食事や入浴などの日常生活をサポートすること。
人から感謝されることが多く、やりがいを感じる仕事です。

また、介護の仕事をするなら、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の資格を取得しておきましょう。
この資格を取得すれば、介護職で働く上での基本的な知識を持っていると評価され、即戦力として重宝してもらえます。

⑤清掃業

清掃業は特別なスキルや業界経験を求められることが少ないので、空白期間が長くても就職しやすい職種です。
ビル・ホテル・公共施設の清掃など、仕事をする場所はさまざま。

仕事自体はもくもくと清掃作業をするため、、人間関係に悩まされる可能性は低いです。
コミュニケーションを取ることが苦手なニートの人でも、安心して働ける職種と言えます。

また、目に見える形で「掃除した空間が綺麗になる」という成果をあげられるので、達成感を得やすいです。
ニートの人は清掃業の仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ニートの人は就職支援を受けよう

ニートの人はひとりで就職活動を始めようとしても、そもそも就職活動の方法がわからず苦戦するパターンが多いです。
そんなときは就職のプロから就職支援を受けてみましょう。

代表的な就職サービスとして、以下の2つが挙げられます。

  • ハローワーク
  • 転職エージェント

この2つの就職サービスはどのような就職サポートを行ってくれるのでしょうか?

ハローワーク

ハローワークは「雇用促進」の目的のために作られた公的機関で、全国に500ヶ所以上の事業所を構えています。
施設内のサービスは、誰でも無料で利用できて、専用の求人検索機を使って仕事探しが可能。
民間の就職サービスと比べても、登録されている求人数が多く、自分の希望にあった仕事を見つけやすいです。

ハローワークでは職員に相談すれば、就職先の斡旋も行ってくれます。
検索した中で気になった求人があれば、求人票を職員に見せてみましょう。

ほかにも、就職支援のセミナー開催や職業訓練の紹介も行っているので、ニートの人はぜひ利用してみて下さい。

就職エージェント

就職エージェントもハローワークと同様に、無料で利用できる就職サービスです。
登録すると、求職者ひとりひとりに専任のコンサルタントがついて、就職活動全般をサポートしてくれます。

コンサルタントは求職者の希望に沿ってカウンセリングを行い、求職者にマッチした求人を紹介してくれます。
カウンセリングの時間は求職者に合わせて柔軟に対応してくれるので、この点はハローワークより使い勝手がよいです。
そのほか、履歴書の添削や面接対策、企業の選考日程の調整など、コンサルタントの手厚いサポートも魅力です。

求人情報の中には、各就職エージェントでしか掲載していない求人も存在します。
複数の就職エージェントに登録しておくと、紹介してもらえる求人の幅が広がるので、ニートの人は登録しておきましょう。

まとめ

ニートの人でも就職しやすい職種をまとめてみました。
未経験でも応募できて、働き手が不足している職種はたくさんあります。

まず、就職活動に関して、ニートの人は早めの行動を意識しましょう。
空白期間が長くなり、年齢をどんどん重ねてしまうと、企業からの採用率は下がります。
自分でもネットで情報収集はできますし、無料で利用できる就職サービスもあるので、少しずつ行動してみて下さい。

実際に行動してみると、就職活動がうまくいかず悩むこともあるかもしれません。
ただし、この悩みは選考をたくさん受けて、場慣れしていく内に解消されます。
最初から就職活動がうまくいく人の方が少ないです。

ニートの人は最後まであきらめずに、就職活動を続けてみて下さい!
きっと自分にあった仕事が見つかります。

ライター:玉置 博章 Twitter@tama1226dic1811

タイトルとURLをコピーしました