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中卒の転職を成功させる履歴書の書き方

中卒 転職 履歴書 #中卒の人向け

中卒だから給料が安い。
どんなにがんばっても評価されない。
このような不満を持っているのなら、思い切って転職をしてみませんか。

転職をしたくても中卒が応募できる求人がないのではないか、と心配しているかも知れません。
しかし、探せば応募可能な求人はたくさんあります。
また、中卒でも今よりも好条件の職場へ転職することが可能です。

この記事では、中卒の人がどうすれば転職を成功させられるのか、採用選考に効果的な履歴書の書き方を紹介します。

そもそも中卒で転職はできる?

結論から言えば中卒でも転職は可能です。

また、中卒でも上手く転職活動をすれば給料を上げることが可能です。

さらに、転職すると2つのメリットがあります。

1つは新たなキャリアを形成できます。

新しい企業では今の企業とは別のキャリアプランが組まれているので、「将来こういう仕事がしたい」「こんな人になりたい」という希望が実現可能になるのです。

2つ目は新たな人間関係を構築が可能できます。

今の企業で人間関係がこじれてしまった人や、仕事は楽しいけれど人間関係で疲れてしてしまう人は、転職して人間関係をゼロからスタートできます。

人間関係は入社しないとわからないものですが、このような時はネットの口コミを参考にしてみてください。

ただし、ネットの口コミは投稿した人の目線で書かれているので、うのみにせずに「参考」程度にとどめましょう。

自分の「強み」があれば中卒でも転職は成功する

転職を成功させるには自分の「強み」をアピールすることが重要です。
中卒には中卒ならではの強みがあります。

それは「若さ」と「社会に早く出た」ことです。
超高齢化社会の日本にとって、「若さ」は企業にとって魅力的です。

また、中途採用では入社後に早く一人前になって欲しいので、社会経験豊富であることも大きな魅力になります。

これらの

強みを全面に出してアピールすれば、転職を成功

させることができます。

これまでの仕事での実務経験

転職活動をする前に自己分析を行って、実務経験の「強み」を整理してみましょう。

自己分析は転職サイトやアプリでも可能ですが、実務経験の強みを見つける簡単な方法があります。

それは、紙に書き出す方法です。

今までの仕事内容を掃除やお茶出しなど細かな業務から書き出して、「好き」「嫌い」に分けます。
さらに「好き」の中から「得意」「不得意」に分けると、「好き」で「得意」な業務が出てきます。

この「好き」で「得意」な業務がビジネス上の強みです。

他にも、採用担当の評価が上がる強みが3つあります。

3つの強み
  • 強み1:同業種、同職種からの転職である(どちらか一方でも可)
  • 強み2:管理職としてのマネジメント経験やリーダー経験がある
  • 強み3:新規店舗または新規事業立ち上げ経験がある

これらの経験がないからといってあきらめる必要はありません。

どんな経験を持つ人材が欲しいのかは企業によって異なります。
求人票をよく読んで、自分の強みを全面に出してアピールしましょう。

取得した資格

これまでに取得した資格は当然「強み」です。

資格を取得していることにより求人選びの幅が広がり、転職を成功に導きます。
特に合格率の低いまたは取得条件が難しい資格を保有していると、学歴関係なく引く手あまたになるので転職には有利です。

また、資格は資格取得のために勉強をした「学ぶ意欲」のアピールポイントになります。

これは、

企業が中卒に抱く「中卒は勉強が嫌い」というイメージをくつがえすことが可能

です。
企業が中卒に抱く悪いイメージは払拭するのが難しいので、1つでも悪いイメージを消すことができるのは転職成功を左右する大きなポイントになります。

どうしても入社したいという熱意

履歴書の項目で一番評価されるのが志望動機です。
特に、「学歴不問・未経験OK」の求人では入社したいという熱意で合否が決まります。

どの企業や業種、職種にも通用する無難な志望動機では、採用担当の心にひびきません。

入社の熱意と聞くと「がんばります」「どうしてもやりたい」「理念に共感した」というフレーズが多いですが、下記のような志望動機でもかまいません。

  • 企業の製品を長年愛用して愛着がある
  • 企業のサービスを利用した忘れられない思い出がある

このようなエピソードを交えた志望動機も企業に歓迎されます。

志望動機を書く時には「なぜこの会社を選んだのか」「入社後どのように貢献していきたいのか」を論理的かつ簡潔にまとめてください。

志望動機をまとめる時に、採用担当からの「それなら他社でもいいのではないか?」というツッコミを想定して書くと、面接で追い込まれるのを回避できます。

履歴書は【手書き】OR【パソコン】

履歴書を準備する時に、手書きの履歴書とパソコンで作成した履歴書、どちらがいいのか悩みます。
結論から言えば基本的にはパソコンと手書き、どちらでも評価は変わりません。

手書きとパソコンの履歴書では、それぞれメリットが異なります。

【手書きのメリット】

  • 文字から人柄が伝わる
  • 「字がきれい」というだけで評価が上がる場合がある

【パソコンで作成するメリット】

  • 一度作成すればある程度使い回せる
  • パソコンスキルを評価してもらえる
  • 文字が読みやすい

このように、メリットが異なるので業界や職種、

企業の雰囲気に合わせて手書きとパソコンどちらで履歴書作成するのかを選択してください。

転職を成功させる履歴書の書き方

企業採用における書類選考は、履歴書と職務経歴書で判断されます。

履歴書では公文書の作成能力、応募者の生い立ちと人柄をチェックして、職務経歴書で実務経験を吟味します。

虚偽記載は経歴詐称という犯罪です。
絶対にやめましょう。

また、どこの企業にも使える内容の履歴書では、効果的なアピールはできません。
ここからは、転職を成功させる履歴書の書き方を紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

学歴の書き方

中卒の人は学歴欄に中学校のみ記入します。
高校中退は中退と略さずに中途退学と記載してください。

なお、学歴欄がさびしいからと幼稚園や小学校まで記載する人もいますが、必要ありません。
不必要な情報を入れると「常識を知らない」「情報の取捨選択ができない」と、思われるので注意が必要です。

履歴書や職務経歴書は

「読み手のことを考えて、正しい情報を正確に相手に伝えられるか」

が評価されます。
偽りなく正確に記入してください。

職歴の書き方

職歴は勤務期間が3ヶ月以上の職務経歴を、正式な企業名および部署(支店)名を記入します。

職務内容はメイン業務のみを記入し、詳細な業務は職務経歴書に記載します。
部署異動や昇格があった場合も記入し、職務経歴書と相違がないようにしてください。

退職理由は基本「一身上の都合」ですが、差し支えない内容であれば理由を書くと評価が上がります。

例:配偶者の転勤に伴い退職、病気療養のため退職(今は定期通院のみ)、怪我療養のため退職(今は完治)

職歴も学歴同様、読み手のことを考えて正確かつ読みやすく記入しましょう。

職務経歴の記入例
職務経歴の記入例

志望動機で熱意を伝える

志望動機は選考の合否を左右する最大のポイントです。
企業が求める人材をよく読んだうえで、下記の3点を含めて志望動機を作成してください。

志望動機のポイント
  • ポイント1:自分の仕事上の強みや興味
  • ポイント2:将来のキャリアビジョン
  • ポイント3:自分が実現したいこと
  • ポイント4:自分が貢献できること

転職先の企業では即戦力を求めています。
同業・同職種で転職する場合は、自分は即戦力になれる人材であることをアピールしてください。

未経験で応募する時は、やる気や向上心、若さを志望先の企業や職種に合わせて書きます。

また、

志望動機の内容は「○○ができるのでXXで貢献できます」だけだと、薄いのでエピソードを交えて説得力を持たせましょう。

自己PRは具体的に「根拠」を示す

自己PRは志望動機に続いて重要な項目です。
自分のアピールポイントをいくつか用意しておき、応募先に応じて使い分けるようにしてください。

例えば、履歴書で自己PRに「○○が得意です」と書いた時に、集団面接で前の人が「○○ができます」と自分と同じアピールをした場合、どうすれば面接官の印象に残るでしょうか。

このような時に、いくつかアピールポイントを用意しておけば、「○○も得意ですが、XXもできます」と、他にもすぐれた能力があることをアピールできます。

また、エピソードも重要です。

単に「○○が得意です」ではなく、エピソードを交えながら「△△の理由から、○○ができます」と、根拠を述べてください。

採用担当や面接官の評価が高くなります。

中卒の人が転職を成功させるには転職エージェントを利用すべき

中卒で転職したい時は転職エージェントを利用すると、希望する待遇で転職可能です。

転職エージェントには下記のようなサービスがあり、すべて無料で利用できます。

【転職エージェントの主なサービス】
  • 1:転職でわからないことや悩みをプロに相談できる
  • 2:プロによるキャリアカウンセリング
  • 3:適職診断
  • 4:市場価値診断
  • 5:履歴書や職務経歴書の添削
  • 6:模擬面接
  • 7:無料のビジネスマナー講座やスクール
  • 8:合同面接会や企業セミナー
  • 9:非公開求人の紹介
  • 10:書類選考なしの求人紹介
  • 11:いきなり社長と面接できる求人の紹介
  • 12:求人応募や面接後にコンサルタントが採用担当にプッシュしてくれる
  • 13:内定後の年収交渉をコンサルタントが行ってくれる
  • 14:入社後のフォロー

転職エージェントにより受けられるサービスが異なるので、どんなサービスを展開しているのか調べてから登録しましょう。

なお、転職エージェントは企業の採用担当と数多くやり取りをしているので、企業の雰囲気をよく知っています。

「ブラック企業には入社したくない」「事前に社風を知りたい」人は、積極的にコンサルタントに質問してください。
コンサルタントも答えられない質問は、企業に直接問い合わせてくれます。

一人で転職活動を行うよりも、転職エージェントと二人三脚で行えば効率良く転職を成功させることが可能です。

まとめ

中卒でも転職を成功させることができます。

履歴書は企業に自分を売り込む広告と同じ効果があります。
ですから、

履歴書には嘘偽りのない事実を書いてください。

また、志望動機や自己PRは、じっくり企業研究を行って求人をよく読み込んだうえで書きましょう。

中卒の人が理想の転職先へ転職するには、転職エージェントを積極的に活用してください。
企業研究のサポートや面接対策を転職エージェントが一緒に行ってくれます。

さらに、年収交渉もコンサルタントが行ってくれるので給与アップも可能です。
転職を成功させるには不採用通知が来ても、トライし続けて「行動」することが大切です。

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