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中卒でニートの人でも仕事が見つかる?就職するための3つの方法

#中卒の人向け

日本の就職活動では、「学歴」と「経歴」が重視される傾向にあります。
中卒でニートの人が就職活動を行うと、企業からマイナスイメージを持たれる可能性が高いです。

実際、中卒でニートの人は就職活動で不利になります。
だからといって、「自分はもう就職できない……」とあきらめてはいけません。

中卒でニートの人でも、以下の2点に気をつければ就職は可能です。

  • 自分の条件にあった求人に応募する
  • 就職活動のやり方を工夫する

この記事では「中卒でニートの人が就職を成功させるための方法」について、もう少し詳しく解説していきます!

中卒でニートの人は就職活動の事前準備をしっかりしよう

中卒でニートの人が就職を成功させるには、「就職活動の事前準備がどれだけできるか」がポイントとなります。

まず、社会人になるにあたって生活リズムを整えて下さい。
ニートの人は自分の生活しやすい時間帯で行動することが多いので、生活リズムが乱れがちです。

就職すれば、毎日決まった時間に仕事に行きます。
社会人生活に支障が出ないよう、少なくとも就職活動の1ヶ月前から生活リズムを直していきましょう。

そして、「自己分析」「面接対策」をあらかじめやっておくことも大切です。

  • 自分のこれまでの人生を振り返り、今後どのような仕事をしたいか考える
  • 面接で想定される質問に対して、答えをあらかじめ用意しておく

このように事前準備をしっかりやっておけば、就職活動に対する心持ちは変わってきます。
中卒でニートの人は就職活動が始まってから焦らないよう、計画的に準備しておきましょう!

「学歴を必要としない仕事を狙う」ことがポイント

中卒でニートの人は、「応募条件に学歴を必要としない仕事」を狙いましょう。
学歴を必要としない仕事であれば、中卒の人でも大卒の人以上に活躍できる可能性があります。

今回は、「営業職」「工場勤務」「プログラマー・エンジニア」に焦点をあてて説明していきます。

営業職

営業職は「売り上げをあげる」ことで評価される仕事です。
「学歴不問」という条件で求人を出している企業が多いので、中卒の人でも応募できます。
仕事中に外回りに行くなど、車を運転する機会が多いので、入社前に普通自動車免許の資格を取っておきましょう。

また、売り上げをあげれば、その分のインセンティブ(報奨金)がお給料に上乗せされます。
中卒の人が働ける職種の中では、比較的高収入を得やすいです。
仕事で結果を出せば、大卒の人より出世できるので、中卒でニートの人はぜひ営業職にチャレンジしてみて下さい。

工場勤務

工場勤務の仕事は単純作業が多く、入社時に特別なスキルは必要ありません。
また、学歴に関係なく仕事ができるので、中卒でニートの人でも働けます。

仕事内容としてはライン作業が大半を占め、業務中は立ち仕事が多くなります。
シフト勤務だと夜勤の可能性もあるため、体力が必要となる仕事です。
仕事中は業務上必要な会話ができれば大丈夫なので、コミュニケーションを取るのが苦手な人でも問題ありません。

「フォークリフト運転技能者」「危険物取扱者」といった資格を取れば、仕事の幅も広がるので、入社してから勉強してみるのもおすすめです。

プログラマー・エンジニア

IT業界は働き手が不足していて、中卒でニートの人でも就職するチャンスがある業界です。
プログラマーやエンジニアは学歴を必要とせず、仕事でのスキルが評価されます。
PCの基本操作は当たり前のようにできた方がよいので、就職する前に練習しておいて下さい。

IT技術はどんどん発展していくので、この業界で働くなら「新しいことを取り入れていく姿勢」が必要です。
就職できたからといって安心せずに、これまでの遅れを取り戻す勢いで勉強を頑張りましょう。

中卒でニートの人が就職するための3つの方法

では、中卒でニートの人が就職するためには、どのような方法を取ればよいのでしょうか?

  • まずはバイトで就職する
  • ハローワークで職業訓練を受ける
  • 就職エージェントの利用

このようにいくつか選択肢があるので、ひとつずつ確認してみましょう。

まずはバイトで働いてみる

中卒でニートの人は、「まずはバイトで入社する」ことが就職への近道です。
バイトとして働き仕事で評価されれば、そのまま正社員になれる可能性があります。
いきなり正社員就職を目指すより、とりあえずバイトで入社する方がハードルは低いです。

「正社員を目指すこと」は大事ですが、中卒でニートの人は「企業で働いてみる」ことを優先すべきです。
「正社員での就職活動にこだわりすぎて、働く場所が見つからない」という状況はさけて下さい。
飲食店などのサービス業であれば、正社員登用のある求人が多いので、積極的に応募してみましょう。

ハローワークで職業訓練を受講

就職前にスキルをつける目的で、職業訓練を受講するのもひとつの手段です。
職業訓練はハローワークを介して受講できます。

講座内容は「ビジネススキル」「IT技術」「webデザイン」など、さまざまな種類があります。
受講期間は2〜6ヶ月のコースが多く、テキスト代などの費用を除けば無料で受講可能です。

中卒でニートの人の場合、職業訓練の中の「求職者支援訓練」を受講できて、条件を満たせば月額10万円の手当をもらえます。
受講手当を受けながら、スキルの習得もできるので、就職への手段としてぜひ受講してみて下さい。

就職エージェントに登録する

就職エージェントは無料で利用できるので、中卒でニートの人におすすめです。
登録すると、専任のコンサルタントが「求職者の現在の状況」や「希望する仕事の条件」をカウンセリングしてくれます。
ほかにも、「面接対策」「選考スケジュールの調整」など、就職活動全般をサポートしてくれるので、中卒でニートの人でも安心です。

各エージェントでしか取り扱っていない非公開求人もあるので、複数の就職エージェントを利用するのがオススメです。
中卒でニートの人にとって、いたれりつくせりのサービスなので、就職エージェントを利用しない手はありません。

高卒認定の取得を目指せば、就職先の選択肢も広がる

ここまで「学歴の応募制限がない企業に応募するのがおすすめ」と紹介してきました。
しかし、日本の現状として、「高卒以上」と求人応募に制限をかけている企業は少なくありません。
どうしても中卒の人だと、応募できる求人の数は少なくなってしまう傾向にあります。

そこで中卒でニートの人は、選択肢を増やすために「高卒認定」を取るのもおすすめです。
高卒認定に合格すると、「高校を卒業した人と同等の学力がある」ことを示せるので、「高卒以上」の制限がある企業にも応募できます。
ただし、学歴が高卒になるわけではないので、その点は注意して下さい。

もし、自分が働いてみたい企業に「高卒以上」という条件があるなら、高卒認定の取得を視野に入れてみましょう。

遅くても30代のうちに行動しよう

中卒でニートの人は、遅くても30代のうちに行動するようにしましょう。
20代であれば、これからの伸び代やポテンシャルで評価されますが、30代になるとそうもいきません。
「中卒」「ニート」「高年齢」のどれかに当てはまると、企業からの採用率は下がってしまいます。

もし、余裕があれば、「自分のアピールポイント」を作れるように準備しましょう。
例えば、資格の勉強やアルバイトなど、できることはたくさんあります。

空白期間が長くなればなるほど、正社員での就職は難しくなりますので、早めの行動を心がけて下さい。

まとめ

中卒でニートの人でも、就職活動のやり方を工夫すれば就職できます。

中卒でニートの人が就職活動を成功させるためのポイント
  • ・「学歴を必要としない求人」に応募する
  • ・とりあえずバイトで働いてみて、正社員昇格を目指す
  • ・ハローワークで職業訓練を受講する
  • ・就職エージェントの力を借りる

中卒でニートだからといって、就職をあきらめる必要はないので、自分にあったやり方で就職活動を進めてみて下さい。
面接では「ニートになってしまった経緯」や「自分がこれから何をしていきたいか」など、自分の考えを正直に面接官に伝えましょう。
新卒や大卒に比べると、就職活動で不利な点は多いですが、心配する必要はありません。

中卒でニートの人でも就職できるので、まずは重い腰を上げて行動していきましょう!

ライター:玉置 博章 Twitter@tama1226dic1811

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