中卒の人は、就職が難しくなります。
選べる職業は少なく、低収入な人も多いです。
しかし、中卒だからといって高収入をあきらめる必要はありません。
高収入を獲得できる仕事と方法があるのです。
今回は、高収入の仕事をご紹介します。
また、高収入を獲得するための方法をご紹介します。
ご紹介する仕事はどれも学歴による制限がないため、中卒の方でも応募できるのです。
学歴に関係なく自分のがんばり次第で実現可能です。
高収入を得るためにチャレンジしてみてください。
中卒で稼げる仕事
結論から言うと中卒でも稼げる仕事はあります。
現在、日本の平均年収は「約400万円」と言われています。
そして、日本の社会は学歴社会です。
しかし、学歴が高ければ必ず平均年収を超えられるわけではありません。学歴がなくても平均年収を超えることはできるのです。
ここからは、中卒でも平均年収を超えることができる仕事を7つご紹介します。
学歴がないことで大変な部分もありますが、努力すればくつがえせます。
諦めることなく高収入を目指してみましょう!
期間工
期間工とは「働く期間が決められている契約社員」のことを言います。
主に自動車、航空機、機械工作などの業種で、決められた製造ラインで行う作業がメインです。
製造ラインなので基本的に同じ作業の繰り返しになります。そのため、学歴や経験がない人でも仕事が覚えやすいです。
期間工は直接工場が雇うので比較的給料が高く、月収35~40万円です。
中には寮費が無料の会社もあり、月に2~3万円で生活が可能になります。
年収400~500万円稼ぐことも可能です。
消防士
中卒であっても公務員の消防士になることができます。
消防士の平均年収は高く「約700万円」と言われています。
これは命をかけた危険な仕事であるためです。
中卒から消防士になるには、採用試験で合格する必要があります。試験には「1類」「2類」「3類」「専門」の種類があります。
それぞれ年齢や学力レベルに制限があり「3類」の受験資格は「高卒程度18歳以上」です。
「高卒程度」というのは高卒程度の学力があればいいので、中卒で年齢条件をクリアしていれば問題ありません。
試験勉強や体力づくりなど自分で行う必要がありますが、試験に合格できれば消防士になることができます。
警察官
中卒であっても公務員の警察官になることができます。
警察官の平均年収も高く「約700万円」と言われています。
配属される部署によって様々な危険があるからです。
犯人と対峙するような部署であれば、特に命の危険が高まります。その分給料が高くるというわけです。
中卒から警察官になるには、採用試験で合格する必要があります。警察官の試験も消防士と同じように種類があります。
その中で「3類」は「高卒程度の学力」と「17歳以上」をクリアしていれば大丈夫です。
警察官も体力が必要な職業になりますのでトレーニングをすることが重要です。
自衛隊
中卒であっても公務員の自衛隊になることができます。
自衛隊の平均年収は「約640万円」と言われています。これは、国を守る大切な機関であり、命の危険があるためです。
自衛隊というと全寮制であることが知られています。
全寮制と聞いて勘違いされやすいですが、食費、家賃、水道光熱費、は給料から天引きされるのです。
そのため、手取りは少なくなってしまいます。
しかし、ベースの収入が多いので生活に困ることはありません。
全寮制ということで自由時間の制限がありますが、学歴に関係なく昇級できるのが魅力です。
不動産営業
不動産営業の多くは学歴不問で募集しているため、中卒でも就職することができます。
不動産営業の平均年収は中企業で「約750万円」と言われています。
不動産営業の特徴はインセンティブによる報酬があることです。
インセンティブとは、成果の出来によって基本給以外に報酬が支払われる制度です。
年収の高い人は、このインセンティブ報酬をたくさんもらうことで給料をあげています。
学歴よりも結果重視で評価されるので、中卒でも成果によって昇給が望めます。
コミュニケーション能力が高く接客が得意な人におすすめです。
漁師・農家
漁師や農家も学歴は関係ないので、中卒でなることができます。
しかも、意外と高収入が期待できるのです。
まず、漁師の場合です。
マグロ漁師(遠洋漁業)の年収は「約800~1500万円」と言われています。
また、カツオ漁師(遠洋漁業)の年収も「約700~1200万円」と言われています。
次に農家の場合です。
酪農の年収は「約750万円」と言われています。
また、肉用肥育牛の年収は「約1100万円」と言われています。
漁師や農家も何をとるか育てるか業種によって稼ぐことができす。
一から自分で始めるのは大変な上に収入が安定しません。
なので、弟子入りして勉強しながら、独立を目指すというのも選択肢の1つです。
中卒で高収入を獲得する方法
中卒だからといって高収入をあきらめる必要はありません。
すぐに高収入をもらうのは難しいですが、努力するれば収入を上げることができます。
ここからは、中卒で高収入を獲得するための方法をご紹介します。
一つの企業で定年まで働き続ける
高収入がもらえるようになるには、一つの企業で長く働くことが重要です。
同じ企業で長く働くことで、評価が上がり昇給が望めます。
長く働くうちに仕事の技術が上がったり、よりよい人間関係を作ることができます。
仕事の技術が上がれば、成果をあげることができるので上司から高評価をもらえるのです。
そして、よりよい人間関係を作ることで円滑に仕事を進められるようになり、成果が上がりやすくなります。
もし離職したら多くの場合、次の企業でまた一からスタートとなってしまいます。
そのため、結果的に給料が上がりにくく、高収入を得られません。
なので高収入を得るためには続けることが大切です。
大手企業で正社員として働く
中小企業のボーナスを除いた平均年収が「335.4万円」に対し、大企業は「391.8万円」という調査結果があります。
この結果からすると、大企業の方が明らかに稼げるということがわかります。もちろん、全ての中小企業年収が低いわけではありません。
さらに、正社員として入ることで給料は高くなり、充実した福利厚生を受けられます。
資格を取得する
資格手当てがある会社であれば、仕事に役立つ資格を取れば給料をあげることができます。
また、資格があれば仕事にも役立つのです。
新しい仕事を任されるようになり、評価上げることができます。
さらに、資格があることで就職活動で有利にはたらき、より条件のいい会社で働けます。
大手企業で正社員として働く
条件の良い会社で働くことでより高い給料をもらえるのです。
資格を持っていればできることの幅も広がるので、ぜひチャレンジしましょう!
条件のいい仕事と出会うには「行動」しかない
中卒の人が稼げる条件のいい会社に入るには、とにかく多くの求人と出会う必要があります。
数件の求人の中から選んでしまうと、条件のあまりよくない会社に入ってしまうことがあります。
なので、多くの求人の中から自分の条件に合う会社を探すことが重要です。
求人雑誌はもちろん、ハローワークや転職エージェントサービスなどを利用することで様々な求人に出会うことができます。
不採用となっても「その会社とは縁がなかった」と考えて、あきらめずに応募を続けましょう。
その時に「自分のどこが会社に合わなかったのか」「なぜ落ちてしまったのか」をよく考えるのが大切です。
これを繰り返せば、活路を見つけることができます。
まとめ
中卒でも諦める必要はありません。
なぜならば、学歴に関係なく中卒でも稼げる仕事があるからです。
今回ご紹介した業界以外にも、稼げる条件のいい求人はあります。たくさんの求人を見比べて、自分がいいと感じる場所を選びましょう。
初任給がいい会社に越したことはないですが、長く働ける会社を優先的に探すのがポイントです。
長く働くことで昇級して高収入を手に入れられます。
さらに資格を取れば仕事の幅が広がり「資格手当」で収入を上げることもできます。
重要なのはとにかく「行動」することです。
行動を起こさなければ今回ご紹介したような仕事に就くことはできません。
さらに大企業で働いたり、資格を取ることもできません。これらは全て、「行動」することで実現できるのです。
くじけそうになる時もありますが、諦めずにやりきることで結果がついてきます。