社会人として働いている以上、どのような職種でも関係なく結果を求められます。
また、結果を出すために個人はもちろん、職場全体の連携が欠かせません。
そんな中で、作業の辛さや人間関係、残業などの労働環境に悩む人がほとんどです。
そのため、出勤前に「仕事に行きたくない」と感じる人は多くいます。
- ポイント1:仕事に行きたくないと感じた場合の対処方法
- ポイント2:対策をとっても慢性的に仕事に行きたくない場合の対処方法
- ポイント3:改善しない場合はうつ病の可能性もある
今回は、この3つの項目を中心に解説していきます。
『仕事に行きたくないと感じてしまうのは特別で甘えなのかぁ』
『仕事に行きたくないと感じた時どうしたらいいのだろう』
このような悩みを持っている方は、ご紹介する内容を参考にしてみてください。

上司に怒られた次の日とか仕事に行きたくないと思ったことあるかも!

人間関係の他にも、繁忙期などで残業が続くと行きたくないって思うよね……
仕事に行きたくないと感じる人は多くいる
働く以上結果が求められ、職種や会社は関係ありません。
そのため、働いている人全員が人間関係や仕事内容に関する悩みを抱えています。
他にも、作業中のミスや結果がなかなか出ないことは誰にでもあり、毎日続くと負担に感じてしまいます。
残業などがある場合、睡眠不足などによる疲れの蓄積や、ストレスの原因になりやすいです。
仕事以外でも、プライベートで問題が起きて不安や悩みを抱えてしまうことがあります。
このような状況でも仕事は休めません。
そのため、業種や職種に関係なく『仕事に行きたくない』と感じる人は多くいて特別なことではありません。
仕事に行きたくないと感じた場合の対処方法
どのような職種でも、仕事に行きたくないと感じるのは当たり前ということが分かりました。
次は、出勤前にそう感じた場合の対処方法について解説していきます。
仕事に行く前に何かリフレッシュできることを行う
仕事に行きたくない場合、生活環境の改善やストレス解消方法を見つけることで改善が可能です。
車や電車で通勤している場合、体に刺激を与えるため通勤方法を自転車に変えたり、一駅分徒歩に変えることでストレス解消ができます。
朝に時間の余裕がない場合は少し早めに起きて、朝食を家でとらずにカフェやお店で食べるなどしてゆっくりできる時間を作ることも大切です。
時間がある場合、ジョギングや散歩ストレッチなど出勤前に体を動かすのも改善に役立ちます。
また、残業続きで疲れが溜まっており眠気がとれない場合、朝風呂をすると目を覚ますことが可能です。
自分だけで続かない場合、友人や家族とおこなうことで習慣化しやすくなります。
仕事の後に何か自分へのご褒美をつくる
仕事中の負担や悩みを軽減するのが難しい場合、それに見合った自分へのご褒美を作ることもストレスの解消になりおすすめです。
自分の好きな食べ物を作ったり、1週間に一回は好きなお店に行くなどして、美味しいものを食べるのも一つの方法です。
とにかくバタバタしていてゆとりが持てない人は、カフェなどで何もしない優雅な時間を作ります。
普段残業が多かったり、体力の必要な仕事の場合、甘い物などを食べると疲れが取れやすくなります。
食べ物だけではなく、服やジュエリーなど欲しいものを買い物しにいくことでストレス発散も可能です。
一度私生活から抜け出して自分自身と向き合うためには、旅行もおすすめです。
このような自分なりのご褒美を設定すると、仕事に行きたくない気持ちを軽減することができます。
仕事を休む
どうしても仕事に行きたくない場合、休んでしまうのも一つの対処方法となります。
仕事内容や、タイミングによりますが1日くらいなら業務に支障は出にくいです。
無理して出勤を続け、効率が悪いまま作業を進めるよりも、一日だけ休んで次の日から頑張る方が結果が出やすくもなります。
また、無理して出勤したことで、後日体調を崩してしまっては意味がありません。
頻度が多くない限り、嫌われたり迷惑に思われる可能性は少ないです。
無断欠勤はNG
仕事を休む場合、無断欠勤は絶対にしてはいけません。
次の出勤がしにくくなったり、そのストレスで余計に精神的な症状が悪化する可能性があります。
また、無断欠勤をすると、休職ができなくなったり解雇されたりする可能性もあります。

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対策しても改善しない場合はうつ病の可能性も
上記で説明した対策で改善は可能ですが、それでも良くならない場合はうつ病など精神疾患の可能性もあります。
- 症状1:だるい、体が重く感じる
- 症状2:疲れているのに夜寝付けなかったり、眠りが浅くすぐに目が覚める
- 症状3:原因がわからない体調不良が続いている
- 症状1:食欲などの欲求が著しく減った
- 症状2:何もする気がしない
- 症状3:ずっと憂うつで気がはれない
上記のような症状がある場合、自分の体を守るためになるべく早く精神科を受診するようにしましょう。
病院へ行くために会社を休むのは全く問題ありません。
慢性的に仕事に行きたくない場合
精神疾患の症状は出ていない場合でも、慢性的なストレスや我慢は将来的に体に良くありません。
対策しても改善しない場合の対処方法を紹介していきます。
部署の異動を相談する
部署異動をすることで、人間関係の問題が解消する可能性があります。
また、作業内容や労働環境が自分に合っていない場合も同じく改善が可能です。
精神疾患の症状がある場合は、先に病院を受診後、上司へ診断書を見せると理解してもらえやすくなります。
長期休暇をとる
一日の休暇では改善しなかった場合、連休をとって時間に余裕ができることで改善する可能性があります。
普段できないリフレッシュ方法(旅行や実家への帰省)などもできます。
日常から離れると、客観的に自分を見やすくもなり考え方のリセットが可能です。
家に閉じこもるなど、普段の休みでできることを繰り返すのはあまり意味がありません。
旅行に出かけたり新し事に挑戦してみたりと、ポジティブな休暇の方がリフレッシュしやすいです。
休職する
病院を受診して、休職を進められたり長期休暇をとっても改善しない場合は、休職するのも一つの方法です。
どの会社でも休職は可能ですが、診断書などが必要な場合があるので受診した場合は診断書をもらうようにしましょう。
休職できる期間は、会社によって違うのですが一般的に3ヵ月~3年くらいとなります。
会社や職種によって休職中の給料は違い、健康保険に加入していれば条件によって「傷病手当金」をもらうことが可能です。
仕事の引継ぎ等もあるので、まずは上司へ相談するようにしましょう。
転職する
部署の異動が無理であったり、人間関係の改善が難しい場合は転職で環境を変えることができます。
うつ症状が出ていない場合など、ポジティブに動ける場合は転職がおすすめです。
精神疾患の症状がある場合は、すぐに転職を考えず休職を先に検討するようにしましょう。
転職活動を行う場合、仕事に行きたくなくなった原因をまずは明確にして、同じ失敗を繰り返さないようにします。
なるべく一人で行わず、転職エージェントやハローワークを利用しましょう。
担当のスタッフに相談することで、理想の会社を見つけやすくなりスムーズに転職しやすくなります。

仕事に行きたくないと感じるのは、自分だけが原因じゃないから悪いと思わず無理しないようにしよう!

一人で悩まず相談するのもありだよ!
まとめ
仕事にいきたくないと感じる人はとても多く、業種や職種、性別は関係ありません。
具体的な原因として、人間関係や労働条件、仕事内容が合わないといったことがあります。
仕事に行きたくないと感じた場合、自分なりのストレス発散をしたり、一日だけ休むことで改善が可能です。
対策をとっても改善しない場合、精神疾患の可能性があるので病院を受診するようにしましょう。
仕事に行きたくない日が続いて改善しないときは、部署の異動を相談したり、長期休暇、休職も検討するようにしましょう。
それでも改善が難しい場合、転職を視野に入れます。
仕事を投げ出したり、無断欠勤は状況を悪化させるだけなので、どれだけ辛い状況であっても連絡は取れるようにしておきましょう。