就活が上手くいかない場合でも、人生終わりではありません。
人生を諦めるには、まだ早いのです。
就活が上手くいかないと感じている人や、既卒の人は、この記事を読んで前向きな考えで行動していきましょう。
今回は、就活に失敗しても人生終わりじゃない3つの理由と、就職するためにとるべき行動を解説していきます。
就活に失敗しても悲観的になる必要はない
就活に失敗すると、どのような感情が生まれるのでしょうか?
例えば、周囲が就活に成功していると、自分だけが失敗してしまったという絶望感を感じます。
さらに、一度レールから外れたような感覚にもなってしまいます。これらの感情から、まるで、人生が失敗したかのような感覚におちいるのです。
しかし、就活が失敗したからといって、悲観する必要はありません。
就活というのは、長い人生の中で見れば、一瞬の出来事です。
「就活が失敗=人生が失敗」ではないのです!
たとえ、失敗してしまっても、まだまだ挽回することができます。
挽回するために、失敗から立ち直り行動していきましょう。
「大企業に就職した=成功した」という風潮が根付いている
日本の就活というと、昔から「大企業に就職するのがいい」という風潮があります。
この風潮は、今も根付いていて「大企業に就職=成功」と考えている人がたくさんいるのです。
しかし、必ずしも大企業に就職することが就活の成功とは言えません。
大企業に就職できなったからといって、人生が終わったわけではないのです。
就活で大事になるのは、自分がやりたい仕事に就けるがどうかです。そこには、企業の大小は関係ありません。
昔ながらの風潮に影響されずに、自分のやりたい仕事はなんなのかを考えてみましょう。
そして、その仕事につけた時が就活の成功と言えるのです。
企業の大小で判断するのではなく、自分のやりたい仕事かどうかをよく考えて就活をしましょう。
就活に失敗しても人生終わりではない3つの理由
ここまで「就活に失敗しても悲観的になる必要はない」「つきたい仕事に就けるかが大切」という話をしてきました。
ここからは、就活に失敗しても人生終わりではない理由について、さらに詳しく解説します。
学校を卒業してフリーターをしている人は意外と多い
世の中には、学歴に関係なくフリーターの人は意外と多くいます。
フリーターの中には、一度も正社員の経験がない人や、やむをえない理由があって正社員をやめた人など様々です。
フリーターになって経験を積むのも1つの方法です。フリーターは、様々な仕事を経験することができます。
やりたい仕事に向けて、まずはバイトから経験を積むことができます。
もし直接関係のない仕事でも、様々な業種を経験することは、今後の強みになるのです。
フリーター時代の経験をいかして正社員になる人もいます。
フリーターになることは人生の失敗ではなく、次のステップへの準備期間なのです。
卒業後3年間は新卒として扱われる場合がある
卒業後3年間は新卒として扱われる場合があることを知っていますか?
厚生労働省が卒業3年以内の既卒者を「新卒枠」で応募を受け入れるように通達を出しました。
これによって既卒者を、スキルを問わない「新卒枠」で募集している企業が多くなっています。
卒業していても、新卒枠で応募できるのです。
新卒枠であれば、スキルを問われないため、比較的内定がもらいやすいです。
ただし、卒業後、何年まで新卒枠での応募を受け付けているかは企業によって違います。
そのため、希望の企業に新卒枠として応募できるかは、わかりません。
しかし、新卒として扱われることもあるというのを知っていれば、既卒だからといって落ち込む必要はないのです。
既卒として就活ができる
既卒とは、学校を卒業した後に、正社員として働いた経験のない人のことを指します。
新卒として就活するのは、卒業する年だけになるのです。
新卒として就職が叶わなかった場合、卒業後は既卒として就活を行うことができます。
最近では、既卒の採用に前向きな企業が増えてきています。さらに、既卒向けの就職エージェントもあるので、活用するとうまく就活を進められます。
これらの効果によって、既卒でも就職しやすい環境になってきているのです。
つまり、新卒でなくなってしまったからといって諦める必要はありません。
既卒として就活をすればいいのです。
就職するためにとるべき行動
就活に失敗しても人生終わりではない理由について解説しました。
では、どうしたら就活の失敗を挽回できるのでしょうか?
ここからは、そんな就職するためにとるべき行動を3つ紹介します。
紹介する行動を実際にやってみて、就活を成功させましょう!
就活に失敗した理由を分析する
1つ目として、まずは、就活に失敗して理由を分析しましょう。理由を分析するためには、現状を把握します。
1社からも内定がもらえなかったのか、希望していた会社から内定をもらえなかったのか、人それぞれ現在の状況が違います。
自分の現状を分析して把握しましょう。
次に、就活への取り組みはどうだったかを振り返ります。
そもそも応募した企業の数が少なくなかったか、就活に取り組まなかった期間はなかったか、いい求人は見つけられたのか、など自分の活動内容を分析します。
最後に原因の分析です。
やりたいことが見つからなかったのか、条件を絞りすぎてしまったのか、モチベーションが低下したのか、などどうしてそうなったのかを分析して原因を突き止めましょう。
原因を把握すれば、次回からは対策を立てることができます。
今一度自分を見つめ直す
2つ目に、自分を見つめ直しましょう。
就活に失敗したからといって悲観する必要はありません。
悲観するよりも、失敗から次はどうするのかが大切になります。
就活に失敗した理由を分析することで、自分を見つめ直すきっかけになります。
自己分析をしっかりとすれば、その後の就活に役立てることができるのです。
例えば、自分はどんな仕事がしたいか、どんな業種業界に興味があるか、何が得意かと言った自分の気持ちや長所短所を知ることができます。
これらを知ることで自己アピールにも繋がり、面接などで話す内容もまとまりやすくなります。
就職エージェントを活用する
3つ目は、就職エージェントを活用することです。
最近では、既卒向けのエージェントが増えていて、既卒の人もさらに求人を見つけやすくなっています。
エージェントの特徴は、面接対策や書類の添削はもちろん、面接の日程調整などを代行してくれることです。
この代行システムによって、忙しい人でも就活を進めやすくなっています。
さらに、エージェントの中には、既卒が不利になる履歴書や職務経歴書など、書類審査をパスしてそのまま面接にいけるエージェントもあります。
一気に面接からスタートできるので、早く就活を終わらせることができるのです。
就活を行う際は、ぜひ就職エージェントを活用してみてください。
まとめ
今回、何度も出てきましたが、就活に失敗しても人生終わりではありません。就職して、働いて、お金を稼ぐことは大切かもしれません。
しかし、就活は新卒だけではなく、既卒でも行うことができます。
つまり、新卒で就職することはだけがゴールではないのです。
自分のやりたい仕事に就職できるかどうかが大切なのです。実際、新卒で就職できてもやめている人はたくさんいます。
就活の失敗は、自分を見つめ直すきっかけと捉えて、新たに就職活動をスタートしてみてはどうでしょうか?