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中卒で就職できる仕事ってなに?就職率や人気の仕事を男女別で紹介

中卒 就職率 職業 #転職/就職

小学校・中学校では、国語や数学の勉強は教えてくれても、「社会に出て働く」ということの多くを教えてくれません。

中学校を卒業して、なんとなく分からないままフリーターを続けているという方も多いものです。
また、中卒であることを理由に、就職がうまくいかなかったり、高卒以上の学歴の人に比べて給与が低かったりして、悔しい思いをしたという方も多くいるはずです。

このコラムにたどり着いた方は、きっと今、「変わりたい」「今よりもっとよくなりたい」と強く思っているに違いありません。あなたのシゴトでは、そんな勇気や変わりたいという気持ちを応援するための情報をご提供していきます。

その「変わりたい」「今よりもっとよくなりたい」という気持ちを大切に、就職という目標を達成していきましょう!

今回は、中卒の学歴の方でも就職できる仕事や、中卒の方の就職率、人気の仕事を男女別にご紹介していきます。中卒の学歴であっても、正社員での就職は十分可能です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

そもそも中卒の就職率はどのくらい?

中卒者の就職率は、時代の流れもあり、それぞれの年代によって異なります。

総務省の平成27年国勢調査によると、20代~40代の中卒の方の就職率は全体の約0.5~0.6%となっています。これは、多くの方が高校や大学などへ進学する割合が高いためです。
なお、シニア世代では最終学歴が中卒という方は約4割ほどなので、さほどめずらしくありません。

ですが、現代では多くの方が高校や大学・短大・専門学校を卒業していることが一般的であるため、中卒の方は希望の業種や職種への就職が思いどおりにできないというのが現状です。

また、中卒の方で仕事に就いていても、アルバイトやパートなどのいわゆるフリーターである場合や、派遣社員や契約社員など雇用期間に期限がある場合が多く、正社員雇用に比べて将来の見通しが立ちにくいという問題もあります。

今年(令和2年)4月1日から「同一賃金同一労働」という新たな法律が定められます。これは、アルバイトやパート、派遣社員、契約社員であっても、正社員と同様の仕事をしていれば、正社員と同様の給与を会社が支払うべきであると定める法律です。

中卒で非正規雇用の方の権利を守ってくれる法律・制度となることを期待しますが、ご自身の現状を変えるには、やはり正社員での就職を叶える一歩を踏み出す必要があります。

中卒で就職しやすい仕事

就職氷河期と呼ばれていたひと昔前とは違って、労働人口が減ってきた令和の現代では、中卒の方であっても業種・職種を選り好みしすぎなければ、正社員での就職は十分可能です。

ここでは、中卒の方が就職しやすい仕事を男女別にご紹介していきます。視野を広げて、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

中卒の女性に人気の仕事

中卒の女性の方に人気の仕事は以下のとおりです。

  • 飲食店のホールスタッフ
  • アパレルの販売スタッフ
  • 携帯電話販売店のショップスタッフ
  • 工場のライン作業員
  • コールセンターのオペレーター(受電・架電・チャットやメール対応)

このことから、接客業や販売職が人気であると分かります。また、中卒者のなかでも、女性の場合はサービス業が人気であることが特徴です。

なかには、人とかかわる仕事が苦手という方もいるはずです。ですが、例えば、コールセンターのオペレーターは業務内容が多様化していて、大手企業では“電話にさく時間が非効率的”という観点から、チャットの受信・返信のみという仕事も多くあります。

「電話に出るのがいやだ」「クレームで怒鳴られたら、怖い」と思っている方でも、チャットやメールの受信・返信であれば、直接会話する必要はありませんので安心して働くことができます。

このように、さまざまな業種・職種を調べて、知っておくことが大切です。幅広い視野をもって、希望の仕事を探しましょう。

中卒の男性に人気の仕事

中卒の男性の方に人気の仕事は以下のとおりです。

  • とび職などの建設現場作業員
  • タクシー運転手
  • トラック運転手などの運送業
  • 営業職

いずれの仕事も、学歴が重要視されず、体力・精神力が必要であることが特徴です。

また、運転免許(普通自動車免許)があれば、学歴に関係なく就ける仕事も多くあります。運転免許は満18歳以上であれば、学歴に関係なく誰でも取得が可能です。自動車学校へ約1カ月~最大9カ月通い、試験に合格すれば取得できます。

まずは、自動車免許を取得して、就職先の視野を広げるのもひとつの手段です。さらに、自動車免許を取得すれば、中型車や大型車、特殊車両の免許を目指すことも可能です。
例えば、倉庫作業の仕事でも、ライン作業をする人と、フォークリフト免許資格を取得してフォークリフトを運転する人とでは給与が大きく変わります。

そして、不動産営業職は「宅地建物取引士(通称:宅建)」という資格が必要と考えている方もいるかもしれませんが、実際にはこの宅建資格をもたず、営業職として高収入を得ている方も多くいます。ですが、お客さまを物件に案内するため、自動車免許は必須です。

このように、ほんの少しの努力で収入が大きく変わることが多くあります。ぜひ、挑戦して、就職にのぞんでみてくださいね。

中卒でも住み込みや寮に入る仕事は就職しやすい

中卒の方あっても、住み込みや寮に入る仕事は就職しやすいことが多いです。

住み込みや寮に入る仕事は、主に、旅館などの観光業や地方での農業・畜産業、地方の工場などが一般的です。住み込みや寮に入る仕事は、日勤・夜勤の2交替制または3交替制など、時間が不規則なことが多いのが特徴です。

また、農業や畜産業では、農作物や家畜(牛・豚・鶏など)中心の労働時間になるため、早朝から働く必要があり通勤だと働きにくいため、住み込みや寮が用意されています。さらに、地方では労働人口が大きく減っているため、幅広く働きたい方を受け入れているというメリットもあります。

夜勤がある仕事も避けられがちですが、必ずしも2交替制または3交替制というわけでありません。夜勤のみで働ける場合もあり、勤務時間が固定されていれば、ご自身の生活リズムを整えることも十分可能です。そして、深夜22時~午前5時の間の深夜労働は、通常の給与の2割5分割り増して支払わなければならないと法律で定められています。同じように8時間働いても、日勤に比べて収入が多くなるというメリットもあります。

住み込みや寮に入る仕事のデメリットは、住居の関係上(単身寮など)から、家庭のある方は難しいことです。

家庭をもっておらず、単身の方は、住み込みや寮に入る仕事も選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか?

学歴・経験不問の求人を狙う

学歴不問・経験不問の求人は、中卒の方にとって採用される確率が高くおすすめです。
しかし、学歴不問・経験不問の求人はさほど多くあるわけではありません。ですが、せまき門であるにせよ、求人があることは事実です。

学歴不問・経験不問の求人に応募する際には、人間性・人柄を重視してくれる会社を選ぶことをおすすめします。

さらに、入社後に会社が費用を負担して、資格取得をバックアップしてくれる会社・業種・職種であれば、よりいいですね。

くれぐれも、学歴を理由に、高卒以上の方と同様の福利厚生を与えない会社や、過剰な休日出勤や残業を強要する会社はさけましょう。また、会社の商品などをむやみに購入させたり、仕事に必要な費用を負担させたり、営業成績などを理由に給与を支払わなかったりする会社は、いわゆるブラック企業です。

このようなブラック企業は、就職に応募する前にインターネットの口コミを検索して、さけるようにしましょう。万一、ブラック企業で働いてしまった場合は、一人で悩まずに、お近くのハローワークの相談窓口や労働基準監督署の労働基準監督官に相談するようにしましょう。

ハローワークに中卒向けの求人はある

ハローワークにも、中卒の方でも応募できる学歴不問の求人を紹介してもらえます。

ハローワークは全国544カ所(令和2年2月現在)あり、ご自身の住まいの近くのハローワークから全国の求人をみることができ、全国の求人に応募が可能です。また、働きたいという意思のある満15歳以上の方であれば、誰でも無料で利用できます。

これまで、求人サイトや求人誌から求人に応募してみてもうまくいかなかったという方は、ぜひ、最寄りのハローワークへ足を運んでみることをおすすめします。

さらに、ハローワークでは求人情報がみられるだけでなく、ハローワークの職員による職業相談が無料で受けられます。応募したい求人の、現段階での応募者数や書類選考に通過して面接にすすんでいる人数、会社へ質問したいことや不安なことを、ハローワークの職員が会社の担当者に聞いてるのです。応募したい会社と同業種・同職種の似たような求人をあわせて紹介してくれる場合もあります。積極的に利用して、希望の就職を叶えましょう。

中卒で就職に有利になる資格

中卒の方であっても、資格取得をめざすことで有利になる場合があります。
ここでは、特におすすめしたい資格を3つご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

高卒認定試験

高卒認定試験は、高卒と同等の学力があるということを証明できる資格です。満16歳以上であれば、誰でも受験資格があります。

高卒認定試験は、最低7科目、合格基準点をとることで取得できる資格ですが、合格基準点は年度によってさまざまで公表されていません。独学でもめざせる資格ですが、通信講座や予備校もありますので、ひとりで勉強をすすめるのが不安という方は、ぜひ、うまく活用してみましょう。
なお、高卒認定試験に合格しても、学歴は高卒にはなりません。高卒認定試験の目的は、高校以上の教育機関である大学や短大・専門学校への受験資格をえることとされているからです。

ですが、中卒の方であっても、高卒と同様の学力があるということを証明できるため、高卒認定試験合格が有利に働く場合があります。

これまで、学力不足を悔しく感じていた方は、この機会に高卒認定試験に挑戦してみてはいかがでしょうか?

宅地建物取引士簿記

宅地建物取引士は、よく「宅建」と呼ばれている資格で、国家資格のひとつです。
宅地建物取引士を取得すれば、不動産業への就職に有利になります。また、宅地建物取引士取得者には給与のほかに資格手当として約1~3万円上乗せされているのが一般的です。

また、宅地建物取引士は各不動産事務所に常時1名以上必要とされているため、求人への応募をしたとき、採用される確率が高まります。

宅地建物取引士は、参考書・問題集・過去問題集を購入して独学で取得をめざすことも可能ですが、資格取得者のなかでは通信講座や専門学校を受講して短期間での取得をめざした方が多い傾向にあります。

宅地建物取引士の資格の勉強では、民法などの生活に必要な法律知識が身につきます。一見、むずかしそうに思えますが、きわめて一般常識的な内容が多く理解しやすい法律が多いのが特徴です。また、法律を知ることは、ご自身をあらゆる理不尽から守るためのテクニックや手段となるため、おすすめです。

弁護士の大平光代先生は、中学生時代はいじめによる不登校で、中卒の学歴でありながら、この宅地建物取引士合格をきっかけに、行政書士・司法書士と次々に法曹資格に合格し、最終的には司法試験に合格して弁護士になっています。ほんのささいなきっかけが人生を大きく変えることもあるのです。

不動産の仕事がしてみたい、法律を知って視野を広げたいという方は、ぜひこの機会に宅地建物取引士に挑戦してみてはいかがでしょうか?

登録販売者

登録販売者は、よく「登販」と呼ばれている資格で、都道府県が試験を行う国家資格です。一般薬品販売の専門資格であり、社会的に信用性も高く、未経験者でもめざしやすい資格です。
登録販売者を取得すれば、医薬品販売を行うドラッグストアやスーパーなどで幅広く活躍できます。

また、国としても健康保険料の負担を減らしたいという観点から、ケガや病気をになったときにまずは自分自身で医薬品を購入して治療することをすすめる「セルフメディケーション」が推進されています。このことから、今後も登録販売者の就職先は増えていく傾向にあるとが分かります。

さらに、ドラッグストアやスーパーなどで販売の仕事をするにしても、一般の販売員よりも登録販売者資格をもっている方のほうが時給や月給が高くなっています。そして、最近ではコンビニでも登録販売者がいれば医薬品を販売できるようになりました。

そのため、出産や育児でしばらく仕事を離れていても、再就職先の選択肢が多く、就職に困らないというメリットもあります。
より専門性が高い販売職をめざす方は、ぜひこの機会に登録販売者に挑戦してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、中卒の学歴の方でも就職できる仕事や、中卒の方の就職率、人気の仕事を男女別にご紹介してきました。いかがでしたか?

一般的に、ほとんどの人が高校や大学へ進学するため、若い世代であればあるほど中卒の方の就職率は低くなっているのが現状です。

就職を叶えるためのポイントは、中卒でも就職しやすい仕事を狙うことです。さらに、学歴に関係なく中卒の方でも受験資格があり、取得できる資格をめざすことが選択肢を大きく広げます。

これまで、正社員で就職できなかったときや職場で理不尽な扱いを受けたとき。「私は中卒だから仕方ない」「どうせ、中卒だからよくならない」とご自身のことをあきらめてしまったことはありませんか?

どうかご自身を否定せず、自分自身の夢や目標をあきらめないでください。
「変わりたい」「今よりもっとよくなりたい」と思ったときが、人生の大きな転機です。ご自身のその気持ちを大切に、たとえ、つらいことや理不尽なことがあっても、自分自身の可能性を信じましょう。

あきらめない気持ちは、人生をよい方向へ必ず導いてくれます。
このコラムが、希望の就職を叶えるためのきっかけのひとつになれば、うれしいです。
ライター:白井絢子 Twitter@Ayako_Shirai321

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