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「高卒は就職できない」なんてことはない!高卒でも就職できる理由とコツ

高卒 就職できない #就職/転職の悩み

最終学歴が高卒だと就職できないの?」という疑問を抱えていませんか?

大学や専門学校に進学する人が周りにいたり、高校卒業後フリーターとして働いたりしている場合、就職できるか不安を感じますよね。ですが、高卒でも就職することは可能です。

この記事では、高卒でも就職できる理由と知っておきたいメリット・デメリットについてお伝えします。

高卒で就職できるか不安を感じている人は、ぜひ最後までご一読ください。

高卒でも就職できる理由3つ

はじめに、高卒でも就職できる理由は下記の3つです。

  1. いまの日本は人手不足
  2. 新卒採用なら内定率が高い
  3. 高卒フリーターでも大丈夫

それぞれの理由について、詳しく説明していきます。

いまの日本は人手不足

まず、現在日本は高齢化が進み、人手不足の状況が続いています。そのため特に今後も長く働いてくれる可能性が高い、若手人材はどこの企業でも必要な人材です。

以前の日本は、学歴を重視する風潮もありましたが、いまはやる気重視の傾向が強くなってきています。未経験で高卒でも、しっかりと仕事に取り組む姿勢があれば採用してもらる可能性が高いです。

新卒採用なら内定率が高い

高校卒業後すぐに就職する「新卒採用」の場合は、内定率が高いことがわかっています。

文部科学省が発表した「平成31年3月高等学校卒業者の就職状況(平成31年3月末現在)に関する調査について」という調査結果では、高卒就職者の内定率は98.2%と高水準であることがわかりました。

また現在高校生の場合は、学校の先生に相談しながら、就職活動を進めることが可能です。さらに学校に届く求人は、高卒の採用実績がある、もしくは採用に前向きなので就職できる可能性が高くなっています。

高卒フリーターでも大丈夫

高校卒業してからずっとフリーターだから、就職は難しそう………

いえいえ、そんなことはないですよ!フリーターから正社員も目指せます!

高校を卒業してからフリーターの場合、就職できるイメージを持てないという人もいるのではないでしょうか?ですが、高卒でも就職できるチャンスはあります。

高卒から正社員で就職を目指す場合は、つぎのような方法があります。

  • 紹介予定派遣を利用して、正社員を目指す
  • フリーター専門の転職エージェントを利用する

紹介予定派遣とは、正社員雇用を前提として3~6カ月ほど派遣社員契約で勤務後、お互いが同意すれば正社員になれるという仕組みです。

また無料で求人紹介や面接対策を行ってくれる、転職エージェントの利用もおすすめ。フリーター専門のエージェントなら、高卒の人も積極的に採用している企業を紹介してもらえます。

高卒で就職することのメリット・デメリット

高卒で就職することのメリット・デメリットを紹介します。あとから後悔しないために、それぞれのいいところ、ちょっと気になる部分を理解してから、就職するかしないかを考えてみてください。

メリット

まず、高卒で就職することのメリットについて紹介します。主なメリットは次の3つです。

メリット
  • 1.早ければ10代から社会人経験を積める
  • 2.経済的に自立できる
  • 3.大学はいつもで行ける

早ければ10代から社会人経験を積める

高校を卒業してすぐに就職する場合など、早ければ10代から社会人経験を積めます。

社会人になると、責任を持って働いた上で給与をいただくので、はじめのうちは特に大変なことも多いです。ですが、大学や専門学校に進学した人よりも早く社会人になると、周りが経験していないことを先に経験できます。

仕事の目標を達成した、業務をスムーズにこなせるようになったなど、社会人ならではの経験を早くできることはメリットのひとつです。

経済的に自立できる

会社から毎月給与をもらうようになり、経済的に自立することが可能です。経済的に自立すと、さまざまな選択肢を自由に選べるようになります。

  • 実家を出て一人暮らしを始める
  • 海外旅行に行く
  • 株を購入して、投資にチャレンジしてみる

自分の興味のあることに、学生時代より気軽にチャレンジしてみやすくなるのは、毎月給与がもらえるからこその魅力です。

大学はいつでも行ける

特に勉強したいことがあるわけじゃないけど、友達は大学に行くからな……
進学した方がいいのかな?

このように、大学進学をするか迷うこともあります。

ですが、大学は何歳になっても通うことが可能です。30歳になってから、経済学を大学で勉強する、60歳になって定年退職してから理工学について研究するということもできます。

また日本の私立大学に通う場合、学費は年間100万円以上掛かることが多いです。周りが大学に行っているからという理由だけで進学をせず、就職も立派なひとつの進路であると考えてみることをおすすめします。

デメリット

つぎに高卒で就職することのデメリットについてもお伝えします。

デメリット
  • 1.周囲とのギャップに苦しむこともある
  • 2.大卒より給与が低いこともある
  • 3.選べる職種に限りがある場合も

周囲とのギャップに苦しむこともある

高校卒業後、周囲の友達が大学や専門学校に通っていると、学生と社会人の感覚の違いでギャップに苦しむことがあります。久々に会っても話題が、自分は仕事、友達は学校のことと、内容がかみ合わないかもしれません。

ですが、その分仕事に励んだり、仕事や高校の友達以外の友人を作ったりすると、新しいつながりができます。自分の視野や考え方を広げるきっかけになるので、おすすめです。

大卒より給与が低いこともある

高卒で就職する場合、大卒で就職するより給与が低いこともあります。企業によっては、自分が先輩なのに、あとから入ってきた大卒の後輩の方が給与が高いということも。

あらかじめ理解しておいた上で、給与をあげてもらえるように仕事に励んだり、副業などで収入を上げたりするなど、行動をしてみるのもひとつの方法です。

選べる職種に限りがある場合も

看護師や美容師など「国家資格」が必要な職種は、高卒で就職できません。しかし、中には資格が必要な専門職に就きたいけれど、学校に通うのが難しい場合もあるのではないでしょうか?

その場合、日中働きながら夜間学校に通って、資格取得するのも1つの手段です。決して楽ではないですが、目指したい職業があるのなら選択肢として考えてみてください。

高卒で就職するコツ2つ

高卒で就職するコツを2つご紹介します。お伝えする内容は、次の2つです。

  • 資格を取得しておく
  • 就職しやすい業界も見てみる

資格を取得しておく

仕事で使える資格を、取得しておくことをおすすめします。仕事をスタートする段階で知識があると、業務内容をスムーズに覚えやすいです。おすすめの資格は、下記の通り。

  • 第一種運転免許
  • 日商簿記検定
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(ExcelやWordの知識)

資格取得は仕事で活かせるだけでなく、自分で知識を身につける姿勢があるという点を面接でアピールすることにもつながります。

就職しやすい業界も見てみる

確実に就職するために、就職しやすい業界の求人をチェックしてみるのもおすすめです。現在就職しやすい業界は、つぎの4つです。

  • IT業界
  • 介護業界
  • 建設業界
  • 飲食業界

IT業界は現在成長が著しく、需要に対して人が足りていない状況です。また介護・建設・飲食業界が、業界全体が人が足りていない状況が続いています。

どの業界でも未経験から就職しやすく、働きながら知識や資格を身につけると、年収アップも目指すことが可能です。

まとめ

高卒でも就職できる理由についてお伝えしました。現在の日本は、全体的に人手不足なことから高卒でも就職できるチャンスがあります。

ですが、高卒で就職することは人より早く社会人経験が積めるなどのメリットがある半面、大学に進学している友人とのギャップに苦しむかもしれないという、デメリットも。

今後後悔しないためにもメリットとデメリットを理解した上で、就職するかを考えてみることをおすすめします。

ライター:笹まい

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