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既卒の就活の時期はいつがベスト?

既卒 就活 時期 #就職/転職の悩み

新卒と違い、既卒の場合は就活する時期が決まっていません。

明確な就活時期が決まっていないがために、卒業してからなにも行動できずにいる人が多いのも既卒の特徴でもあります。

就活の時期が決まっていないから始めるタイミングがわからない…

このように、既卒者のなかにはいつ就活をスタートすればいいのか戸惑っている人も多いのではないでしょうか。

ですが、既卒の場合は新卒とは違い年間を通して就活をすることができるので、就職するチャンスはいくらでも存在しているのです。

今回は、既卒の人が就活を始めるベストな時期を紹介していきます。
既卒だからこそ狙える採用枠も紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

既卒が就活をする時期は早い方がいい

既卒の場合は就活を始める時期が早ければ早いほど内定がもらいやすい傾向があるので、就活を始めようとしてもタイミングがわからず、ダラダラと時間だけが過ぎてしまっている人は要注意です。

卒業をしてから就活を始めることもせずに時間が経過してしまうと、それまでの何もしていなかった期間が企業にとってマイナスに働いてしまい、採用されるのが難しくなってしまいます。

また、年齢を重ねてしまうと即戦力になるかどうかが判断基準となり、経験やスキルをみられてしまうので、採用されるハードルも高くなってしまいます。

既卒を採用する動きは増えてきているものの、やはり新卒を採用する企業の方が多いため、少しでもマイナスとなる要素は排除しておくようにしましょう。

既卒になったら就活するタイミングを伺うのではなく、すぐに行動に移すことがベストです。

既卒が狙える3つの採用枠

既卒が就活を始めるにあたり狙える採用枠は3つあります。

  • 通年採用枠
  • 新卒採用枠
  • 秋採用枠

既卒の人が狙える3つの採用枠について、それぞれどのような特徴があるのか詳しく解説していきます。

就活するタイミングがわからずに悩んでいる人は必見ですので、一緒にみていきましょう。

通年採用枠

通年採用枠の募集要項には、良い人材がいたら採用したい企業やすぐにでも人材が欲しい企業などの用件の幅が広く、応募条件がない企業が多いため内定も狙いやすいです。

多くの既卒者はこの通年採用枠を利用して就職をしているため、既卒の人が狙うべき採用枠であると言えます。

まずは自分の希望する業界を絞り、常に企業の求人情報をチェックするクセを付け、応募し続けましょう。

名前の通り、1年を通して募集しているため入社日はバラバラです。

新卒採用枠

既卒者でも卒業後3年間は新卒として扱うことを、平成22年度に厚生労働省が発表したため既卒でも新卒の求人に応募することは可能です。

新卒採用枠にエントリーする場合は、新卒と同じスケジュールで動かなければいけないため、3月1日から就活をスタートさせましょう。

当然、新卒者との戦いとなり内定をもらえるハードルも高くなるので、既卒者が新卒枠を勝ち取るケースは非常に稀であると言えますが、大企業へ就職を成功させるチャンスでもあります。

新卒向けの求人には条件が良い企業が多いため、どうしても新卒枠にこだわりたい人は既卒を選んだ理由やこの期間で培ったスキルや経験などをアピールし、ライバルである新卒者をリードする必要があります。

新卒者にも負けない自信のある人は挑戦してはいかがでしょうか。

なお、新卒採用枠の入社時期は4月入社です。

秋採用枠

聞き慣れない人も多いかと思いますが、司法試験などの関係で春採用を見送った人材の獲得や、海外留学者の卒業時期に合わせて秋採用枠を設けている企業が増えています。

そのため、秋採用では専門知識のある有能な人材やグローバルな人材と競うことになり、既卒者でも応募できる枠はありますが厳しい戦いとなることが予想されます。

ですが、4月に採用予定だった新卒者が内定を断った際の穴埋めとして求人を出す企業も多いので、求人情報のチェックを欠かさず積極的に狙っていきましょう。

秋採用枠では9月から10月にかけて入社日が設定されている企業が多いです。

既卒なら新卒枠ではなく、既卒枠で就活するべき理由

既卒の場合、新卒枠で就活をしてしまうと現役の新卒者と比較されてしまうので、どうしても不利に働いてしまいます。

実際に22歳の新卒者と23歳の既卒者を比べると、1年しか差はありませんが22歳の新卒者の方が物事を素直に吸収し、社風に早く馴染んでくれると企業は捉えるからです

たった1年ではありますが、その間なにも行動していなかったことは新卒枠において深く影響してくるので、新卒枠ではなく既卒枠で就活をした方が賢明です。

また、卒業後3年間は新卒として扱われますが、企業によっては純粋な新卒者のみをターゲットにしているところも多いため、既卒者にとって新卒枠は狭き門となってしまいます。

こうした理由から、既卒なら新卒枠ではなく既卒枠で就活をした方が内定を取れる可能性が高いので、いち早く内定が欲しい人は既卒枠を狙って就活をしましょう。

少し間をあけたい人は9月前後に始めるのがベスト

9月前後の時期は秋採用と言われおり、求人が増えるタイミングとなっているので、卒業してから少し時間をあけたい人はこの時期を狙うのがベストです。

9月前後のこの時期は、転職者などを対象とした中途採用の求人がほとんどだと思う人も多いかと思いますが、未経験者の応募も受け付けている企業も比較的多いです。

なにより、応募できる企業が多ければ多いほど内定をもらえる可能性は高くなるので、求人が増える9月の時期は既卒者にとっても狙えるタイミングと言えます。

既卒者にとって、年間を通して9月前後が比較的狙いやすい時期でもあるので、しっかりと自分が行きたい業界を事前に調べて準備をしておきましょう。

まとめ

今回は、既卒者の就活を始める時期について紹介しました。

とにかく卒業してから就活を始めるまでの期間を空けず、なるべく早めに就活をスタートさせましょう。
空白の期間が長ければ長いほど、企業へマイナスな印象を与えることになります。

一般的に既卒の場合では、内定がもらいやすい通年枠を狙う人が多い傾向があるので、1年を通して求人を探し続けることが大切です。

既卒になった理由や就活するまでの期間なにをしていたのかを問われることが多いので、簡潔に答えられるようしっかりと準備をしておくことも大事なポイントです。

最近では既卒を採用する企業も増えてきているので、早めに行動することをおすすめします。

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