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留年したら就職先が決まらない?面接で伝えたいポイント3つを紹介

留年 就職決まらない #コラム

「単位を落として、留年してしまった」
「病気で入院してどうしても学校に通えなかった」

いまこの記事にたどりついているのは、最初にあげたような理由で留年した人が多いと想定して、この記事をお届けしています。
実際に留年をすると「就職できるのか?」と不安に感じることが多いです。

ですが結論を言うと、留年をしても就職はできます。

面接に向けて想定できる回答をしっかり考えておく、また留年期間を有意義に過ごすことがポイントです。

この記事では、つぎの内容をお伝えします。

  • 面接で留年について聞かれた時のポイント紹介
  • 留年の期間をプラスに変えるコツ

留年して転職活動に不安を感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

留年しても就職はできる

先ほど、留年しても就職できるとお伝えしました。

そこではじめに、留年しても就職できる理由2つを紹介します。

意外と面接で聞かれない

面接で留年した理由をいっぱい聞かれたらどうしよう…不安だな…

不安になる気持ちはすごくわかります。ですが、意外と面接で留年理由は聞かれないことは多いんですよ。

留年した理由を詳しく聞かれたら怖いな……と感じている方は多いのではないでしょうか?ですが、意外と留年した理由は聞かれない場合が多いです。

なぜなら、多くの企業が面接で重視しているのは、「人柄」や「志望理由」、「今後の可能性」が多いからからです。
一緒に働くことができるか、入社して何をしたいか?などの成長の可能性を重視する傾向が強くなっています。

留年について、必ず聞かれないとは言い切れません。

ですが、留年をした理由などをしっかり答えられるようにして、面接対策を行えば十分内定獲得できる可能性はあります。

留年した理由がポイント

面接で留年した理由を聞かれた場合、なぜ留年をしたのか?が重視されます
留年の理由は、次のように様々だからです。

  • 単位を落とした
  • ケガや病気のため入院していた
  • 海外留学をして英語を学んでいた

同じ留年でも、自己責任なのか、仕方ない理由だったのかなどで印象は違います。
どんな理由であれ、留年した事実は変えられません。

そのため、留年した理由とセットで何を学んだのかを伝えていくことが大切です。

面接で留年について聞かれた時のポイント3つ

次に、面接で留年について聞かれた時にどのように答えるかをお伝えします。
ポイントは以下の3つです。

  1. 理由は正直に答える
  2. 留年した経験から得られたことを話す
  3. 今後社会人として経験をどう活かしていくか伝える

順番にくわしくお伝えしていきますね。

1.理由は正直に答える

まず、面接で「なぜ留年をしたのですか?」と聞かれたら、理由は正直に答えることをおすすめします。
なぜなら、面接を通して「この人と一緒に働きたい、信用できる」と思ってもらえた時に内定がでるからです。

留年理由を嘘ついてもばれなくない?

と、思う人もいるかもしれません。

ですが、企業によっては内定後に経歴に嘘がないか確認することもあります。

嘘をついていたことが発覚すると、最悪内定取り消しの場合も。後々のトラブルを避けるためにも、理由は正直に答えてくださいね。

2.留年した経験から得られたことを話す

次に、留年した経験から得られた内容を面接官に伝えることが大切です。
先ほどお伝えした通り、留年をした理由は人それぞれで、必ずしも良くない理由ではありません。

留年した事実は変えられないので、経験から得たことを伝えて、今後社会人生活でどのよう活かしていくかを考えて伝えられるようにしておくと安心して面接に挑めます。

例えば、留年理由が単位を落としたという場合、次のように事実と学んだことをセットで伝えることをおすすめします。

回答例
  • 事実:2年生の頃に必修科目の単位を落とし、留年をしました。
  • 学んだこと:日々着実に勉学に励む大切さを学びました。また、自分の中に「どうにかなるだろう」いう甘えがあったことに気付き、反省しています。
  • 現在は気持ちを入れ替えて、勉強できることに感謝しながら日々授業に参加しています。

特に単位を落としたなどマイナスの理由の場合、反省をして今後どうしたいか考えられているということが面接官に伝わります。

3.今後社会人として経験をどう活かしていくか伝える

最後に、2で話した経験を元に、今後社会人として経験をどう活かしていくかを伝えます。

留年という経験から何を学んだか、どのように改善や成長を図るか考えておくのがおすすめです。

例えば、先ほどの「単位を落とした」が理由の場合の例がこちら。

回答例
  • 自分は日々目標から逆算をして、計画を立てて行動していくよう心がけています。実際に単位を落としたあとは、同じことがないようにスケジュールを管理を行うようになりました。
  • 試験の日までに学んでおく範囲をリストアップして、日々の学習目標を立てて着実に行動するようにしています。
  • 結果、前学期の期末レポートでは、先生から「とても良いレポートだった」と評価してもらうことができました。

 

経験をどう活かすか考えることで、単に面接対策をするのではなく、今後の自分の成長にもつながりやすいです。

留年の期間をプラスに変えるコツ

留年の期間を有意義にするためのコツを3つ紹介します。学生期間が伸びたことを活用して、就活に役立てられるので、ぜひ参考にしてくださいね。

1.インターンシップに参加

まず就職前に企業で就業経験が積める、インターンシップがおすすめです。

実際に会社の一員として働くことで、「社会で働く」という体感ができます。

また、気になる業界や職種に就いてみることで、自分のイメージと違いがないか確認できるのもおすすめする理由のひとつです。
就職活動で応募する企業の方向性を決める材料になります。

企業によっては、インターンシップのための面接を行う場合もあるので、就職活動に向けた練習にもつながりやすいです。

また、インターンシップからそのまま採用してもらえる場合もあるので、積極的にチャレンジしてみることをおすすめします。

2.志望業界・職種に役立つ資格を取得する

志望業界・職種が決まっている場合は、関連する資格を取得しておくことをおすすめします。

一例は次の通りです。

  • 旅行業界:総合旅行業務取扱管理者、通訳案内士、英語をはじめとした語学検定など
  • IT業界:ITパスポート試験、基本情報技術者試験など

就職前に資格を取得しておくと、書類選考で評価されやすいです。就職後も、いち早く業務に慣れることにつながります。

3.学業に専念

もし、留年した理由が単位を落としたなどの理由の場合、これまで以上に学業に専念することをおすすめします。

採用する企業側も、また留年して内定辞退されないか不安を頂いている可能性も。

採用してくれた企業を裏切らない、自分自身のためにしっかり授業を受けることも大切です。

学生の間は「勉強や授業かったるいな…」と思うこともありがちです。

ですが、勉強に専念できるのは学生の特権。

学生の権利を存分に活かして、勉強に専念できるうちにさまざま内容を学んでおくことをおすすめします。

まとめ

留年しても就職できる理由や面接のコツについて、お伝えしました。

就職活動では、留年理由よりも人柄や志望動機の方が重視されることが多いです。

そのためしっかり企業研究を行い、志望動機などの受け答えの対策をしておく必要があります。

また、留年した理由を聞かれた場合は、以下の内容を意識して答えましょう。

  1. 理由は正直に答える
  2. 留年した経験から得られたことを話す
  3. 今後社会人として経験をどう活かしていくか伝える

どんな経験も自分の糧にして、成長していくことができます。

だからこそ、留年した経験を見直して、どのように活かしていくか考えるのがポイントです。

 

ライター:笹まい(Twitter:@sasamai_ko)

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