仕事をしていて、必ずと言っていいほど直面する悩みの一つが『仕事がつまらない』という悩みです。
どんな業界や職業でも同じで、仕事に慣れてきた時や、人間関係、単調な作業内容、将来への不安などから、今の仕事がつまらないと感じている人は多くいます。
ですが、つまらないというだけで仕事を辞める訳にはいかず、転職した先の会社でもその悩みが起こらないとは限りません。
仕事がつまらないと感じてしまう具体的な原因は何なのか。
その原因を解決するためにどのような方法があるのか。
今、仕事がつまらないと感じている人はもちろん、そうでない人もぜひ参考にしてみてください。
- ポイント1:つまらないと感じる原因は色々ある!
- ポイント2:環境や会社を変えずに解決は可能!
- ポイント3:具体的な解決方法は3つ!
仕事がつまらない人と感じる人は成長欲求がある?
仕事がつまらないと感じることを、悪いというイメージを持つ人は多いですが、決してそうではありません。
仕事がつまらないと感じる人は成長欲求がある可能性が高いからです。
最初から、つまらないと思う仕事につく人はいません。
仕事を覚えていく中で、色んな作業を覚えていったり、自分の課題を達成し慣れてしまった結果、毎日がつまらなく感じてしまったりします。
- もっと評価される仕事をしてみたい
- 普段の作業にやりがいを感じたい
- 人の役にたちたい
仕事がつまらないと思ったのと同時に、上記のような思いを持っている人はたくさんいます。
まずは、ノルマを達成したり、責任感のある仕事を通じて、会社や人に貢献したいなど今の思いをしっかりと自己分析しましょう。
そのうえで、今後の仕事の選び方や向き合い方を考えれば、自分なりの解決方法を見るけつことが可能です。

俺も仕事中、イライラしたりすることが増えてきてるかも・・・

まずはその具体的な原因を考えてみて!
毎日の仕事がつまらない理由
仕事がつまらないと感じる理由は人によって全く違います。
なんとなくつまらないと感じているだけでは、悩みを解決することはできません。
具体的にどのようなことが原因でそう感じているのか見ていきましょう。
毎日、単純作業の繰り返し
どの職業にもあるのが、単純作業の繰り返しでつまらないと感じてしまうことです。
毎日、違う作業内容という仕事は基本的にありません。
最初のうちは、全ての作業が新鮮で覚えることに必死なのでそのように感じない場合でも、慣れてきてしまうと『誰にでもできる仕事』と思ってしまったりします。
また、そのように思い込んでしまうことにより、本当に会社に貢献しているのか、こんな毎日の繰り返しが評価につながるのか、不安にもなってしまいます。
どんなに好きな仕事でも、自分にあった作業内容でも「慣れる=つまらない」という考えは、誰もが一度は経験することです。
自分の仕事に価値を感じない
慣れるということとは別に、自分の仕事に価値を感じない場合もあります。
会社員として仕事をする場合、一つの商品やサービスを完成させるまでに作業が分担されていることがほとんどです。
最初から最後まで自分で作り上げる訳ではないので、自分の作業にどのような意味があるのか、どれほど貢献しているのか分からなくなることがあります。
特に、個人で動いたりする場合は比べる人や刺激もないため、本当に評価されているのか、意味があるのかと思ってしまいやすくなります。
会社全体の流れなどを把握していない場合に、このような考えになってしまうことが多いです。
なんとなく入った会社
就職をする上で、会社を選ぶ理由は様々です。
好きな仕事ではないけど給料が良いから、家から近いからなど、本当にやりたい仕事を選ぶ人は多くありません。
また、就職しないといけない時期になってもやりたいことが見つからなかったから、なんとなく就職したという方もいます。
このように、望んでその会社や職業になった訳ではない場合も、仕事に楽しさや、やりがいを見いだせない理由の一つです。
なんとなく入社してしまうと、仕事中の作業内容を楽しく感じることは難しいです。
また、同僚や上司とも意見が合わなかったりすることもあり、人間関係からも仕事がつまらないと感じやすくなってしまいます。
尊敬できる人が一人もいない
仕事がつまらないと思う理由の一つが、人間関係です。
特に、上司などに目指す人がいない場合、つまらなく感じてしまうことがあります。
仕事をやるうえで、指示を出したり、作業内容を決定したりするのが上司です。
実力がなかったり人として尊敬できるような人ではなかった場合、そのような上司の下で働いているということはとても退屈に感じます。
毎日顔を合わせるとなれば、なおさらです。
尊敬できる上司や先輩がいれば、仕事で追いつきたい、あの人のような人間に仕事を通じてなりたいなど、様々な刺激を受けるようになります。
嫌いだったり、こんな人みたいになりたくないと思う人が多いほど仕事はつまらなくなります。

確かに、最初は全てが新鮮だったけど、最近は毎日ただただ作業をこなしているだけだったかも

仕事がつまらないと感じている理由さえわかれば、あとは解決するのみ!
同僚や部下に言ったとことでなんの解決にもならない
仕事がつまらないと感じている時に、その悩みを周りに相談する人は多いです。
同僚などに、つまらないと正直に話すことでストレス解消にはなりますが、根本的な原因を解決しない以上、その場しのぎになるだけです。
逆に、興味のない話などをずっと聞かされたりして、今まで以上に人間関係が悪化するということもあります。
また、人によっては仕事がつまらないという悩みが、仕事にやる気がないと勘違いされてしまう可能性もあります。
そうなると、今まで以上に人間関係が悪くなったり、どうせ辞めるならと更にやりがいのないような雑用ばかりが回ってくるということもないとは言えません。
ただただ、悩みを相談するだけでは仕事がつまらないという悩みを解決するのは難しく、リスクがあります。
つまらない仕事から抜け出す方法3選
仕事がつまらないと思う原因は様々で、人に相談したりするくらいでは簡単に解決できないということを説明してきました。
では、その悩みをどうやって解決すれば良いのでしょうか?
今回は3つの解決方法を紹介して行きます。
楽しさを見つける
仕事がつまらないという悩みをなくす方法に、自分なりの楽しさを見つけ出すという方法があります。
なんとなく就職したような場合などでも、楽しさを見つけ出すことはできます。
楽しさといっても様々で、その一つがやりがいです。
将来なりたい自分の理想をしっかりと考え、その目標に向かうという意識を持つことで毎日の仕事内容は同じでも全く感じ方を変えれます。
そんなに先の将来が考えられない場合は、自分なりにその日の目標やノルマを決めることで毎日を変えることが可能です。
しっかりと目標を持って取り組むことで、仕事に対する思いも変わるので、自分の成長にもつながり、今まで見えてこなかった新たなステップも見えてきます。
そのような毎日を送っている中で、キャリアアップや更なる成長のために仕事を辞めたいと考えるのであれば、後退しているわけではないので問題ありません。
一か八か上司に直接伝える
先ほど、同僚や上司に伝えても解決しないと説明しました。
ですが、仕事がつまらないと感じている理由が明確となっていたり、自分をしっかりと理解してくれている関係性の人であれば、解決する方法の一つとして有効です。
仕事がつまらないと感じることは誰にでも一度はあります。
具体的なその理由を話すことで、上司なりに何かアドバイスを貰えるかもしれません。
どうしても将来性が見えなかったり、不安だという人は信頼できる人に相談することで、新しい楽しみ方を見つけれる可能性が増えます。
ですが、信頼できない人やみんながいるような場所で堂々と話すと、やる気がないと思われる可能性があります。
相手と場所は慎重に考えましょう。
転職する
すぐに環境を変えられて、つまらないという悩みを解決しやすいのが転職です。
つまらないからという理由で、何も後先考えずに辞めてしまうのは根本的な原因の解決にはならないため、おすすめしません。
まずは、自分でつまらないと感じている理由をしっかりと見つける必要があります。
そのうえで仕事と向き合い将来的にこの会社や職業では不安だったり、キャリアアップできないと感じた場合であれば転職はとても有効な手段となります。
また、自分が変わっても解決できない場合がある人間関係で、どうしようもない時も環境を変えるうえでおすすめです。

仕事を全く変えず、作業内容が同じでも考えや取り組み方次第で解決できるんだ!

しっかりと課題を自分なりに決めて前進すれば、必ず何か新しい発見があるよ!
まとめ
業界や職種、作業内容に関係なく「仕事がつまらない」と感じている人は多く、その理由も様々です。
また、つまらないという悩み自体は悪いものではなく、次のステップへ前進する上で大切な時期です。
もし、仕事をしていてつまらないと感じた場合は、なんとなく逃げることを考えるのではなく、まずはその原因をしっかりと理解するようにしましょう。
原因が分かったうえで、解決する方法を自分なりに考えて行動すれば、必ず次につながる答えやヒントが見えてきます。
その繰り返しで同じ職場や環境でもつまらないという悩みは解決できます。
また、しっかり考えた上でどうしても解決できないと思った場合は、相談したり無理せず転職するというのも有効な解決方法です。
まずは今の自分と向き合い前進することからはじめましょう。